「聞きたい話」は、○○力で作れる!②~「もっと聞きたい話」も作れる! | [望む人生を言葉で引き寄せる!]言葉と声のハーモニスト・松本エリハ

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元舞台俳優で現役国語教師&ラジオパーソナリティの松本エリハが、言葉と声の調和によって望む人生を引き寄せるカンタンな方法をお伝えします。

 

「聞きたい話」は、

○○力で作れる!①

 

 

の続きです。

 

[「聞きたい話」を作るのは、

再現性=描写力]

 

何が起きて

 

どういう状況で、

 

誰がどんな風に反応したのか。

 

 

聞いている人がそれを

 

まるで、今、見聞きしているかのように

描写する力。

 

 

「聞きたい話」

描写力で作られています。

 

 

ここではそれを一歩進めて、

 

聞き手が

 

「あなたの話を

もっと聞きたい!」

 

と思うのに必要な

もう一つの要素についてお話します。

 

 

[もっと聞きたい!]

 

「聞きたい話」から一歩進んだ、

 

もっと聞きたい!話」。

 

 

伝えたいことがたくさんある人が

これを身に付けると、

 

伝えたいことを十分に伝えられる

魅力的な話し手へと進化します。

 

 

[感情の再現]

 

何か出来事があって

 

人がそれに反応して、

 

それを見て

 

「これ、伝えたい!

 

と、あなたの心が動くとき。

 

 

あなたの心には何らかの

 

感情

 

が生まれています。

 

 

そんな考え方があったんだ!

 

こんな行動を取るんだ!

 

人ってこんなに優しいんだ!

 

勇気って、出せるものなんだ!

 

 

心に生まれる感情は

ほんとうに様々なものですが、

 

あなたが

これを伝えたい!」と思わず反応した

 

ということは、

 

あなたの中に感動が生まれた

ということ。

 

 

そしてそれを伝えるには、

 

その感動を

 

情報としてではなく

 

感情として相手に伝染させる

 

ことが必要になります。

 

 

[感情を再現する]

 

難しいことは特にありません。

 

美味しかった!

 

うわあ、美しい!と思った

 

なんて懐が深いんだろう!と感じた

 

自分も勇気が持てそうな気がした!

 

 

あなたの心が動いて

 

「感動」が生まれた、

 

その時の心の様子

 

話す時に再現するのです。

 

 

再現する、と言うと難しそうですが、

 

話の中で追体験する

 

と言ってもよいでしょう。

 

 

まるで、今、

 

その出来事が目の前で起きている

かのような

 

そんな気になって話す

 

 

その事が、今、起きているような

つもりで話す

 

 

こうして話される言葉には

感情が乗り、

 

感情が乗った話は

 

いきいきと力強く聞こえるものです。

 

[最近、感動しましたか?]

 

特別な経験だけが

感動を生むわけではありません。

 

普段の、何気ない生活の場面の中にも

いきいきとした感動はあります。

 

 

ふと見上げた夕空の美しさ

 

落ち込んだ時にかけてもらった

何気ないひとこと

 

勇気を出して行動した後に感じる、

自分に対する、誇らしい気もち

 

 

自分の心に生まれた

 

小さな感動、動いた感情

 

誰かに話す時に再現する

 

 

「聞きたい話」には再現性があるものですが、

 

感情の再現性が高い人の話は

 

それが特別な話題でなくても

 

「この人の話を

もっと聞きたい!

 

聞き手にそんな気持ちを起こさせてくれます。

 

 

それは決して

 

流暢な語りとか

 

よどみなく流れるトーク

 

などではなく、

 

 

「ああ、この人は

こういうところに感情が動くのだなあ」

 

と、

 

あなたへの親しみを生み、

 

その親しみが蓄積した状態が

 

あなたのファン

 

ということになるのです。

 

 

[ファン作りは「共感者作り」]

 

これからますます

 

権威ステータスではなく

 

価値観に人が集まる時代へと

 

移行していきます。

 

 

そして、

 

○○を持っているから

 

△△が出来るから

 

☆☆さんが推薦したから

 

といった、

 

何を【持つ】人か

 

という基準ではなく、

 

あなたがどう【ある】人なのか

 

が重要になってきます。

 

 

ファンづくり」は

 

「共感者」作り

 

あるいは

 

「共感者」探し

 

によって成り立っていくのです。

 

 

そのためには、あなたが

 

何に対して

 

どんな感情を持つ人なのか

 

ということを伝える必要があります。

 

 

あなたが、

実にあなたらしく【ある】こと

 

誰かの励ましになったり

 

何かの役に立つ

 

そんなイメージです。

 

 

 

描写力もそうですが、

 

 

感情の再現

 

も、特別な能力ではなく

 

慣れや習慣により身につくものです。

 

 

例えば試しに、まず

 

最近、嬉しかったこと

誰かに伝えてみてください。

 

 

普段、いかに

 

感情を再現せずに人と話しているか

 

ということが分かるはずです。

 

 

そして、

あなたが感じた感情に

 

共感し、共鳴する人は

すでにこの世のどこかに居て、

 

あなたと出会う時を

待っているのです。

 

 

これから出会うべくして出会う、

その方たちのためにも

 

あなたの中で動いた感情

言葉で伝え始めてみてください

 

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言葉と声のセッション」では

ことば・話し方・思考を整理して

「伝えたい!を伝える話し方」

を身に付けていただきます。

 

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言葉と声のハーモニスト

松本エリハ

 

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