今日もスウェーデンと日本のお話♪
…といっても、内容はスウェーデンと日本に限ったことではないけれど^^
日本人が好きな国の話をするとき、
その国のいいところを褒めると同時に自国を否定するところがある。
「スウェーデンは体験重視の教育ですばらしい。
それに比べて日本は机上のものばかり…」
「スウェーデンは福祉が盛ん。 でも日本の体制は…」
また、すべてを知っているわけではないのに
その国の政策や在り方が完璧だと思い込んでしまいがち。
逆に、日本のいいところは見えなくなっている。
自分達にとってはすでに、当たり前になってしまっているからだ。
だから彼らに
「地下鉄できちんと並んでいる日本人。アメージング!」
とか
「街にゴミが落ちていない。すばらしい!」
なんて言われたりして、初めて自国のすばらしさに気づいたりする。
これって、自分と他人を変に比較してしまったり
自分のできることは当たり前と思って自分のことを認められなかったりする
“人間そのもの”によく似ている。
わざと見ようとしないわけではないけれど、
自分のことになった途端、目が曇りやすくなるのかな?
内側にいると分からない。
気づかない。
もったいない。
もったいないけれど、だからこそ外からの目が大切だと気づかされる。
内からも外からも見て初めて見えてくるものがある。
言葉も、文化も、料理も、歴史も、国も、人間そのものも。
おもしろい。