統合失調症は、ナイアシン不足型が7~8割、B6+Zn不足型が2~3割。
ピロール尿症(pyroluria。ピロルリア)は、不適切なヘモグロビン合成により体内でピロールが過剰なレベルになるという仮説の疾患である。カール・ファイファーは、統合失調症患者のポルフィリン症を形成し、ヒトの尿中に大量のピロールとポルフィリンが排泄される急性間欠性ポルフィリン症に似ている症状であると信じている。ピロール尿症はビタミンB6と亜鉛を枯渇させるとされる。
この説には賛否両論がある。
ファイファーによれば、統合失調症の20%にはピロール尿症があり、ふじ色物質が尿に排泄される。
B6と亜鉛を補給すれば、ピロール尿は改善する。
当院の30代統合失調症女性、
米や小麦を食べると尿が赤くなる。
ナイアシン服用量を増やすと尿が赤くなる。
B6+亜鉛を飲むように指示したら、尿は透明になった。
この症例はピロール尿症。
ナイアシンよりB6+亜鉛の方が効果がある症例。
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