中等度精神発達遅滞の女の子 


 症例;6歳。女性。幼稚園年長。 


チック、多動、言葉の遅れあり。 

療育手帳、中等度精神発達遅滞と診断されている。 

多動で走り回る。指示が通らない。 

集団行動ができない。 


 母親が本を読み、R5.7からプロテインを始めた。 

最初は2g*2で、現在は10g*2。

少し落ち着きが出てきた。 


 R5.9、当院受診。他院で採血、BUN15.1、フェリチン42.3。 


→インクレミン10ml処方。ナイアシンアミドもしくはフラッシュフリー、Mg100開始。 


 母親;BUN8.4、フェリチン32.5。プロテイン20g*2、フェロミア2T処方。ナイアシンアミド*6、Mg100*3を開始。 


 一週後再診、プロテイン10g*2。インクレミン飲めている。フラッシュフリー*2、Mg100*2飲めている。 

→C1000開始。 


 R5.10、C1000*2。30分座れるようになった。待てるようになった。笑えるようになった。 

言葉がよく出るようになった。 


 R5.11、理解力が向上した。言葉が通じるようになった。落ち着きが出てきた。 


 R6.1、落ち着いてきた。座れるようになった。行事もこなせるようになり、先生もビックリしている。


 R6.3、走らなくなり、座って過ごせるようになった。


 R6.5、小学1年生、支援級。座って授業を受けている。運動会の練習もこなせた。歩けるようになった。


 R6.7、座って授業をおけている。言葉が増え、疎通が良くなった。走らなくなった。 


 母親;R6.3のBUN11.9、フェリチン102。朝起きが良くなった。肌の調子が良くなった。余裕が出てきた。元気になった。 


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母親のフェリチンが150を超えたら、フェロミア2Tを1Tに減量予定。 

子供のインクレミンも10mlを5mlに減量予定。