発病後34年経過した統合失調症女性
症例;50代後半、女性。
34年前に統合失調症を発症し、クリニックに通院し、投薬治療を継続している。
処方薬は、セレネース4mg+レキサルティ1mg+アキネトン4mg。
幻聴が続いており、副作用の振戦が続いている。
本を読んだ妹と共にR5.3当院受診。
1年前からプロテイン20g*2と低糖質食を継続している。
2.5kg体重が減少し、体が元気になった。
ナイアシン500*4、Fe36*2も継続している。
B50、C1000、E400、Mg100も本に記載している量で飲んでいる。
→ナイアシン*6に増量を。
一週後再診、
初診時のBUN17.0、フェリチン81。
ナイアシン*6飲めている。
県東部で遠方の方なので、3ヶ月毎に受診して血液検査を行っている。
R5.8、
処方薬は全て中止したが何ともない。
R5.11、
BUN8.5、フェリチン141。
R6.2、
BUN15.7、フェリチン124。
→Fe36*3に増量を。
R6.4、
薬を止めて約1年。
とても体調が良い。
幻聴はなくなった。
振戦もなくなった 。
BUN6.9、フェリチン246。
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統合失調症なので、いきなりナイアシンで始めてもフラッシュが出ない。
統合失調症治療の基本は、プロテイン+Fe+ナイアシン3000mg+C3000mg。
加えて、B50、E400、Mg100も飲めているのでさらに良い。
統合失調症患者では、長年の最重度タンパク不足があるので、プロテインを飲んでいてもBUNが上がりにくいし、緩んでサボるとすぐ下がってしまう。
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