ADHD薬の治験を受けている小学生
症例；小学二年生、男性。
衝動的に癇癪を起こし、友達に暴力を振るうため、学校からのTEL頻回。
学校から勧められ、ADHD薬の治験を受けている。
母親が以前から当院に通院しており、分子栄養学的な知識もある。
R4.6当院受診。
他院で採血、BUN17.4、フェリチン22。
少し前から、卵、肉を増やした。
→インクレミン10ml処方。
プロテイン5~10g*2、ナイアシンアミドもしくはフラッシュフリー、C1000、Mg100開始。
一週後再診、
プロテイン5g*2、ナイアシンアミド*2＋フラッシュフリー*2、C1000*2、Mg100*2で継続している。
R4.10、
癇癪が少し減ったような。
少し前からB50、E400も開始した。
R4.12、
かなり落ち着きが出てきて、癇癪が減った。
学校からのTELがなくなった。
速く走れるようになった。
R5.5、
普通に過ごせており、トラブルは全くない。
治験薬は終了となったが、終了後も変化はない。
R6.1、
落ち着いている。
成績が上がった。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
半年ですっかり落ち着き、普通の子になった。
治験医、きっと今頃ADHD治験薬が著効したと報告しているのだろう。
治験薬終了後も良い状態が持続できているので、治験薬は全く無関係だけど。
元記事はこちら
