チック症の女子小学生
症例；小学五年生、女性。
小学校二年生頃から目をパチパチさせるチックがあった。
R5.7、鼻をピクピクするチックが激しくなった。
不安が強く、プールに入れない。
本を読んだ母親と共に、R5.8当院受診。
他院で採血、BUN12.1、フェリチン26。
一ヶ月前からプロテイン10g*2を開始している。
時々便秘がある。
→フェロミア2錠処方。
ナイアシンアミド、Mg100開始。
塩化Mg入浴を推奨。
R5.10、
プロテイン10g*2、ナイアシンアミド*2~3、Mg100*3~4。
Mg入浴はまだ開始していない。
口をすぼめるチックが時々ある。
R5.11、
塩化Mg入浴を開始した。
チックはかなり軽減し、効いているような。
R6.1、
死海ソルト入浴を継続している。
サプリを嫌がり、ナイアシンアミド*1、Mg100*1程度しか飲めていない。
チックはかなり軽減し、目立たなくなった。
不安も軽減し、元気になった。
→これから暖かくなっても死海ソルト入浴は継続するように。
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夏に発汗→他のミネラルよりも先にMgが枯渇→チック症悪化。
Jリーガーが後半の時間帯に、足を攣るのも同じ理屈。
つまり、夏でもシャワーで済ませず、Mg入浴を継続する。
暑い時期は湯の温度をかなり下げて、5~10分程度時間入浴する。
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