ビタミンB3服用の際の注意点

ビタミンB3には、
1)(フラッシュタイプ)ナイアシン、
2)フラッシュフリーナイアシン(ノンフラッシュナイアシン)、
3)ナイアシンアミド、の3種類がある。

統合失調症、躁うつ病、自閉症や知的障害の情緒障害、うつ病、パニック障害、リウマチなどを改善させる効果がある。
用量は6歳までは1500mg程度、7歳以上は3000mg程度。

効果の強さは、1)>2)>3)だが、いきなり(フラッシュタイプ)ナイアシンを服用すると激しいナイアシンフラッシュが出るため、必ずナイアシンアミドで開始する。

*ナイアシンフラッシュとは、服用1時間後に末梢血管拡張作用、ヒスタミン放出作用により発赤、痒みが出る。正常な生理反応で危険なものではない。継続服用することによりフラッシュは徐々に軽くなり、出なくなる。

1)ナイアシンアミド
フラッシュは出ないので、500mg*3(朝昼夕それぞれ1,1,1)で開始して、一週間後500mg*6(2,2,2)に増量する。
吐き気、眠気が出たら減量する。
カプセルが飲めないお子さんは、カプセルの中身を出して他のものに混ぜて飲ませる。
ただし、かなり苦いので元々苦いココア、チョコアイス、チョコプロテイン、ミロなどに混ぜる。

2)フラッシュフリーナイアシン(ノンフラッシュナイアシン)
1錠640mgのフラッシュフリーナイアシン+160mgのイノシトールを含有している。
6歳以下なら2カプセル(朝1+夕1)、7歳以上は4カプセル(朝2+夕2)程度。
カプセルが飲めないお子さんは、カプセルの中身を出して他のものに混ぜて飲ませる。
無味なのでヨーグルトなどに混ぜる。
フラッシュフリーでも、人によればフラッシュが出ることがある。
継続服用することによりフラッシュは徐々に軽くなり、出なくなる。

3)(フラッシュタイプ)ナイアシン
3ヶ月間ナイアシンアミド、もしくはフラッシュフリーナイアシンを継続しても効果が不十分な場合、ナイアシンに変更してゆく。

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