10年間の経過を持つうつ病男性

症例;30代後半、男性。
小学校教師。
10年前から、朝や夕方に疲れがあると、動悸が起きる。
集中力がなくなったり、やる気が起きなくなる。
10年前に、一度休職したことがある。
森田療法を受けたが、効果がなかった。

本を読み、R4.10当院受診。
少し前からプロテイン20g:2を開始している。
→高タンパク/低糖質食。
ナイアシンアミド、C1000、Mg200開始。

一週後再診、
初診時のBUN20.3、フェリチン86。
プロテイン20g*2、ナイアシンアミド*3、C1000*3、Mg200*2。
お腹の調子は悪くない。
少し落ち着いたような。
→フェルム処方。
ナイアシンアミド増量を。

R4.12、
ナイアシンアミド*6。
かなり元気になり、楽になった。
立ちくらみが減った。

R5.1、
かなり楽になった。
BUN23.3、フェリチン136。
→フェルム隔日服用に減薬。

R5.7、
3ヶ月ぶりに受診。
4月に転勤となり、かなり大変で疲れ気味。
→ESポリタミン2g*2追加処方。

R5.9、
ポリタミンで頭がスッキリした。
塩化Mg入浴も開始した。

R5.10、
とても調子が良い。
イライラがなくなり、余裕を持って仕事をこなせている。
BUN26.4、フェリチン192。

R5.11、
とても調子が良い。
→フェルム中止。
ポリタミンのみ長期処方で継続とする。


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