最重度の急性骨髄性白血病患者

症例;70代後半、女性。
2年前、白血病と診断されて日赤に通院している。
化学療法のため、計10回の入院歴がある。
通院は週1回、貧血があるため毎回輸血、もしくは血小板輸血。
食欲低下があり2年間でマイナス20kg、157cm、62kg→42kg。
味覚障害あり。
頻繁に発熱する。

本を読み、R5.4当院受診。
→プロテイン20g*2+低糖質食。
食欲セット(ESポリタミン2g*2、ドグマチール50mg*2、プロマック*2)処方。
C1000、E400開始。

一週後再診、
初診時Alb3.9、Hgb9.5、フェリチン942。
プロテイン20g*2飲めている。
糖質は今までの半分にした。
C1000*4、E400*2。
→B50、Mg100開始。

R5.5、
食欲が出てきた。
→「B+C+グルタチオン点滴」+陶板浴を開始し、以後2週毎に継続。

R5.11、半年経過した。
・この半年間、入院は一回もなし。
・赤血球、白血球、血小板が増加したため、輸血、血小板輸血が全く必要なくなった。
・日赤への通院は月一回に減った。
・体調がとても良く、体力がついた。
・色々用事をこなしても疲れなくなり、仕事がこなせる。
・発熱しなくなった。
・陶板浴+塩化Mg入浴で腰痛も治った。
・食欲旺盛で、体重が回復し、味覚障害も治った(食欲セットが著効している)。

プロテイン20g*2、低糖質食。
C1000*6、B50*4、E400*2、Mg100*4で継続。
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白血病、悪性リンパ腫=壊血病。
白血病、悪性リンパ腫治療には、この方法が最良だろう。
ここまで重症でなければ、点滴なしでも改善するだろう。


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