10年間の経過を持つパーキンソン病患者

症例;70代後半、男性。
10年前にパーキンソン病を発症し、治療を継続している。
年々体の動きが悪くなり、治療薬のLdopaの効果が短時間で切れるようになった。
度々転倒あり、一人でベッドから起き上がれない。

妻がブログを見て、R5.5当院受診。
今まで糖質ばかりを食べてきた。
米、ジュースが大好き。
→高タンパク/低糖質食+プロテイン*2。
B50、C1000、E400、Mg100開始。
塩化Mg入浴を推奨。

一週後再診、
初診時のBUN14.7、フェリチン59。
プロテイン20g*2、B50*2、C1000*3、E400*1、Mg100*4飲めている。
→フェルム処方。

R5.6、
塩化Mg入浴もしている。
元気になり、動きが良くなった。
一人でベッドから起きられるようになった。
転倒しなくなった。
→ナイアシンアミド追加。
グルタチオン点滴を開始、以後3週毎に施行。

*グルタチオン点滴;生食50ml+グルタチオン(200)9A+C(1g)1A。

R5.8、
点滴で体の動きが良くなった。
声が出やすくなり、ハキハキ喋れる。
BUN18.5、フェリチン78。
→ESポリタミン2g*2追加処方。

R5.9、
体の動きが良くなり、バランスが良くなった。
全く転倒しなくなった。
→MCTオイルパウダー3g*2を推奨。

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