躁うつ病の20代女性
症例;20代後半、女性。
R3.4にうつ状態、躁状態となり公立病院に一ヶ月、私立精神科病院に2週間入院した。
広島市内のクリニックに通院して、治療を継続している。
工学技士として医院で働いていたが、同時期から休職している。
本を読み、R3.9当院受診。
元々パンが好きで、甘い物が多かった。
発病時にはかなり飲酒していたが今は控えている。
処方薬は、気分安定薬としてデパケン400mg、リボトリール0.5mg、抗精神病薬レキサルティ1mg、抗酒薬レグテクト333*6。
→広島市内のクリニックの治療は継続しつつ、栄養を見直してゆく。
プロテイン*2+高タンパク/低糖質食。
Nowアイアン、ナイアシンアミド、C1000開始。
一週後再診、
初診時のBUN13.8、フェリチン43、ALP46。
プロテイン20g*2飲めている。
→フェルム、プロマック処方。
R3.10、
プロテイン20g*2、ナイアシンアミド*6。
→B50、E400開始。
R3.11、
卵、肉をしっかり食べている。
パンは全く食べなくなった。
かなり元気になったので、仕事に出てみたい。
→Mg100開始。
R3.12、
BUN12.5、フェリチン78。
R4.1~6、
復職したが辛くなり2週間で退職した。
結婚して家事をしている。
R4.7~12、
かなり元気になった。
BUN10.3、フェリチン105。
デパケン、レグテクトは中止になった。
R5.1~6、
体調は良く全く問題はない。
薬は、ロナセン2mg、リボトリール0.5mg。
R5.7、
問題なく過ごしている。
首に発赤があり、痒い。
→塩化Mg入浴を推奨。
R5.9、
塩化Mg入浴を開始し、長年困っていた便秘が解消した。
一ヶ月前に、3年以上続けていた投薬治療が終了となった。
BUN13.6、フェリチン176。
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