ADHD症例~支援級の男子小学生

症例;小学6年生、男性。
支援級。
授業中や食事中にじっとしていられず、歩き回ったりモゾモゾしてしまう。
朝起きが悪く、ぐったりしている。
感情の抑制が難しく、癇癪を起こしたり、物に当たる。
相手の心情を考えられず、一方的に喋ってしまう。

母親が本を読み、R5.4当院受診。
他院で採血、BUN15.8、フェリチン36。
食欲はあり、卵、肉は食べることができる。
2週間前からプロテイン10g*2を開始している。
→インクレミン10ml処方。
ナイアシンアミドもしくはフラッシュフリー、、Mg100開始。
母親にはフェルムを処方し、同じサプリを飲むように伝えた。

一週後再診、
プロテイン10g*2、ナイアシンアミド*2、Mg100*2。
お腹の調子は悪くない。

R5.5、
ナイアシンアミド*2+フラッシュフリー640*2。
糖質も減らしている。
バタバタしなくなり、朝起きが良くなった。

R5.6、
プロテイン15g*2が飲めるようになった。
食事中の多動がなくなり、じっと座って食べられるようになった。
→C1000追加。

R5.8、
とても元気になり、バタバタすることはなくなった。
癇癪もなくなり、機嫌良く過ごせるようになった。
プロテイン15g*2、フラッシュフリー*4、C1000*2、Mg100*2。

母親も同じものを飲んでおり、疲れにくくなり、家事や仕事が手際よくこなせるようになった、と驚いている。

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