認知症治療
認知症治療薬
・商品名アリセプト(一般名ドネペジル)
・レミニール(ガランタミン)
・イクセロンパッチ(リバスチグミン)
・メマリー(メマンチン)
認知症治療薬は効果が乏しいため、当院に通院される患者には、これらの薬はここ数年新規に処方することはなくなった。
認知症の原因は、数十年来の糖質過多+タンパク不足(3型糖尿病)。
従って、指導しているのは、プロテイン20g*2+MCTオイルパウダー3g*2、高タンパク/低糖質食。
これが継続できれば、認知症の進行はかなり予防できる。
普通アルツハイマー病では、毎年HDS-R(長谷川式スケール)が3点程度下落してゆくが、5年程度HDS-Rが維持できている患者が多い。
BPSDに対しては、ナイアシンアミド。
毎週往診している特養に新規に入所される人は、既に認知症治療薬を処方されている人が多い。
副作用が出ていなければ、そのまま継続処方する。
しかし、アリセプトで不穏、多動、不眠となっている人がとても多く、アリセプトを中止するだけで、全例速やかに改善する。
全く効果がなく、副作用ばかり出ている人が多い。
最近、アメリカで承認された、エーザイと米バイオジェンが開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」(米国名はレケンビ)、全くダメだろう。
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