大学病院の研究

研究するには研究費が必要。
公的な研究費としては、文部科学省の科研費、厚労省の厚生科学研究などがある。
しかし、国の財政の厳しさから、国から大学への交付金は年々減少し、公的な研究費はここ何十年も伸びていない。

研究費の確保のため、近年増えているのが民間企業との共同研究。
寄附講座、共同研究講座制度、民間企業等外部機関研究所。

研究費の確保のため、下記のような事件も起きている。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/213691/1/1/
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外部から沢山のお金を獲得するのが優秀な教授とされている。
製薬メーカーとの共同研究を行えば、容易に入手しやすい。
外部からの資金の10%は大学運営部に入り、その他の90%が教室(講座)に入り研究費として使われるため、大学側としてもお金を獲得する教授は大歓迎。
このようなシステムになっているため、全くお金にならないビタミン研究、ミネラル研究は行う人がいない。

そもそも普通の医学教育を受けていた人は、ビタミンやミネラルに関する知識が皆無であり、その重要性を理解できず、関心を示す人はいない。
実際、自分が30年前に大学助手をしていた頃、ビタミン・ミネラルに関しては全く知識がなく、思いつきもしなかった。


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