発達障害の男女比  

診断のついている障害児は全体の4.0%で,性別では男児が5.3%,女児が2.6%と男児が女児よりも多かった。診断は,ASD[自閉症,アスペルガー症候群(AspergerSyn-drome;AS),高機能自閉症(High-FunctioningAutism;HFA),PDD等]が最も多い1.6%,次いで,知的障害(ダウン症など染色体異常やWilliams症候群など)の1.3%,ことばの遅れが0.5%,注意欠陥/多動性障害(Attention-Deficit/HyperactivityDisorder;ADHD)が0.3%,そのほか,脳性麻痺,聴覚障害,視覚障害の順であった。
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当院のADHDの男女比は9:1。
往診に行っている障害者施設での発達障害の男女比は2:1。
原因は、男性の方が女性より鉄タンパク不足に脆弱で、神経発達に支障が出やすいから。

母親に貧血がある、もしくは妊娠中に貧血を指摘された人がほとんど。
鉄タンパク不足があると糖質を欲するので、食事が糖質まみれになる。
当然子供も同じものを食べるので、親子揃って低BUN、低フェリチンになる。
親子の血液データは極めて類似している。
しかし、同じフェリチン50でも、女の子は正常発達、男の子は発達障害ありとのパターンが非常に多い。

女性は妊娠、出産に備えて、鉄タンパク不足に対する耐性がある一方、男性は鉄タンパク不足に対する耐性がない。
男性のフェリチン50以下は、女性のフェリチン10以下に相当する。
男性のフェリチン100以下は、女性のフェリチン30以下に相当する。


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