水溶性ビタミンと脂溶性ビタミン

「メガビタミン健康法」を一部加筆

  油に溶けやすい脂溶性ビタミンは、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類です。
  前章で解説した水に溶けやすい水溶性ビタミンは、尿などを通して体外に排出されやすいことから、大量摂取にリスクはありません。一方、脂溶性ビタミンは、体内に蓄積されやすいビタミンです。そのため、ビタミンAの摂取には上限があります。
  とはいえ、ほとんどの人は脂溶性ビタミンの摂取が足りていない状態です。まずはその性質と効果をよく踏まえて、積極的に摂ることが肝心です。メガビタミンの基本のATPセットに含まれるビタミンE、発展のアドオンセットに含まれるビタミンA、Dのことを学んでいただきたいと思います。

水溶性ビタミン
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B5)、葉酸、ビオチン(以上はビタミンB群)、ビタミンC
*水溶性ビタミンは排泄されやすいので、1日2~3回に分けて摂取する。
*プロテイン、ESポリタミン、タウリンやNACなどのアミノ酸系も、1日2~3回に分けて摂取する。

脂溶性ビタミン
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
*脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすいので、1日1回にまとめて摂取する。
*妊婦はビタミンAについては10000IUが上限。
*ビタミンD、ビタミンKはD3&K2でまとめて摂取可能。
*ビタミンE服用は鉄と8時間空ける(朝にビタミンE、夜に鉄)。
*鉄、亜鉛は1日1回で8時間空ける(朝に亜鉛、夜に鉄)。
*マグネシウムは2~3回に分けて服用。


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