美肌をつくるコラーゲン合成とビタミンC

「メガビタミン健康法」より

 コラーゲンは肌や骨、血管を若々しく保つために欠かせない成分です。人体を構成するタンパク質のうち、約30%をコラーゲンが占めています。
  タンパク質を構成するアミノ酸には20種類の名前がついていますが、プロリンとリジンがコラーゲンの材料で、水酸基と反応してヒドロキシプロリンとヒドロキシリジンになります。
  コラーゲン分子はトポコラーゲンという長いタンパク分子が三つ集まって三編みの丈夫な繊維になっています。ビタミンCは、この三重らせん構造をつくる酵素の働きを助ける重要な働きをします。ビタミンCがなければ、ヒドロキシプロリンもヒドロキシリジンもつくれないので、正常なコラーゲンはできません。
 実際に、ビタミンC不足のコラーゲン組織を顕微鏡でみると、本来あるべき暗黒色の繊維の束が消えています。この状態は「鉄筋のないコンクリートのビルディング」にたとえられます。コラーゲンは、細胞と細胞のすきまを埋める細胞間質の主役ですから、ここが脆弱だと、組織がスカスカになるのです。
 コラーゲンは肌のハリをもたらすのはもちろん、細菌に対して最前線で防御する役割も果たします。コラーゲンが不完全だと皮膚から細菌が侵入しやすくなり、その細菌が集まって吹き出物もできてしまいます。肌アレや吹き出物にもビタミンC、そしてタンパク質が大事なのです。
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脳出血、ヘルニア、自然気胸などの”破れる疾患”や、憩室、動脈瘤、痔核などの”膨れる疾患”はコラーゲン形成障害が原因。
コラーゲン=タンパク質+鉄+C。

1年以上プロテイン+メガビタミンを継続している女性は肌が美しくなり、とても若々しくなります。
診察時にそれを指摘するととても喜ばれます。


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