全人類に知って欲しい

「すべての不調は自分で治せる」、アマゾンカスタマーレビューより

発達障害、脂漏性皮膚炎と診断されています。
脂漏性皮膚炎は10年以上治らず慢性化。
発達障害由来のフラッシュバック、反すう思考が酷く日常生活もおぼつかないレベルに。

本書を読みR2.6ホエイプロテイン15g×2、Nowアイアン×1、ナイアシンアミド500mg×3、C1000×3、Nowウルトラω3×2開始。
近所で血液検査でフェリチンを計れず詳細不明。

R2.7 E400IU×2、レシチン1200mg、Bコンプレックス×3追加。
1か月お腹を下すなどの不調が現れなかったためC1000を×6へ増量し、ナイアシンアミドを×2にしフラッシュするタイプのナイアシン×1に変更。

R2.8 Nowアイアンを×2に増量、亜鉛30mg追加。
フラッシュバックがかなり減り家族からも元気になってきたと言われるようになりました。
ナイアシンアミドを完全にナイアシン×3へ置き換え。
ナイアシンフラッシュのことは事前に知っていたが盛大にフラッシュして真っ赤になる。

R2.9 体内の終末糖化物スコアがかなり高いことがわかり、清涼飲料水などの精製糖質を一切やめて白米にもち麦を混ぜるなど本格的な糖質制限を開始。

R2.11 周囲からもかなり前向きになったと言われるようになりました

R2.12 別件で採血、フェリチン92.0、BUN8.9で最重度のタンパク質不足&鉄欠乏と判明(病院では異常なしと言われたが本書では致命的なレベルとされる)。
7月からキレート鉄のNowアイアンを継続してフェリチン92なので開始前は30前後だったのではないかと思います。

R3.1 ホエイプロテインを30×2へ増量。
本書によればBUN一桁は数十年単位の慢性的なタンパク質不足でプロテインと鉄を継続しても改善には数年かかる見込み。
半年程度の継続でもフラッシュバックや反すうはほとんどなくなりました。
人の話を聞けるようになり癇癪やパニックも起こしづらくなり、糖質制限のおかげで頭にモヤがかかったような感じも薄れてきました。

発達障害の改善のためにありとあらゆる手段を試してきましたが天才物理学者・三石巌先生の理論を下敷きにした藤川先生の本書の内容が最も効果を実感できました。
藤川先生も三石理論の先見性の高さについて本書で言及していますが予防医学という観点は四半世紀以上先を行く理論であり、あらゆる慢性疾患に悩む方におすすめできると思います。
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半年間プロテインを継続していてもBUN10未満は、長年の最重度のタンパク不足です。
20~40代女性ではよくある所見です。
毎月の鉄タンパク喪失を十分補えていない状況ですが、1~2年継続するとBUNが上がってくる人も多いので継続して下さい。
キレート鉄開始前のフェリチンは50以下だったでしょうね。
本症例のようにまずプロテインを開始して、次に鉄、その次にビタミンを一月ごとに追加してゆけばほぼ上手くいきます。

失敗する人は、
1)最初からプロテイン1回量を増やしすぎて続かなくなる、
2)最初から各種ビタミンを大量に併用してかえって調子が悪くなる、
この二つのパターンです。
従って指導は、
1)プロテインの一回量を減らし回数を増やす、たとえば5g*3、
2)上記プロテインが継続できれば鉄を追加、
3)最初はビタミンの種類と量を減らす、ビタミンはCのみ開始。


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