ビタミンD

「Hope for Cancer」より

ビタミンDは非常に強力な抗がん栄養素で、体の中で、ビタミンと言うよりホルモンに近い作用をします。
200種類以上の遺伝子の働きに関与し、がんの増殖を止め、がん細胞の細胞周期を阻害し、腫瘍の血管新生を抑制し、アポトーシスを起動する、などの働きが盛んに研究されています。
薬品の臨床に関するオランダの専門誌に2017年5月に掲載された検証研究は、ビタミンDが特に強い効果を発揮するのは、乳がん、前立腺がん、悪性黒色腫であることを伝えています。
いくつもの研究が、ビタミンDによって、大腸、乳房、前立腺から、卵巣、食道、腎臓、膀胱に至る少なくとも17種類のがんが形成されるリスクが減ることを示してきました。
既にがんにかかっている人の、治療効果を上げることを示す研究もあります。
アメリカの全米医学アカデミーがガイドラインとしている1日の摂取量(DRI、RDA)は、特にビタミンDの場合、少なすぎます。
多くの機関が推奨している血中のビタミンDレベルは、40から60ng/mlですが、がんを予防するためには、80から100ng/mlが適切です。
がん患者はこれを140ng/mlに近づける必要があります。
私は、ビタミンDの摂りすぎで害が出た人を見たことがなく、それほど過剰摂取を心配する必要があるとは思えません。
私たちは、実際の必要量よりかなり少ない摂取量が適切だと信じ込まされているようです。140ng/mlの血中レベルを維持するためには、1日に少なくとも5000から10000IUのビタミンDを摂取する必要があり、現在の血中レベルによっては、もっと量を増やさなければなりません。
私は、がんを患ってはいませんが、時々1日当たり10000から20000IUのビタミンDを摂取しています。
もし、ストレスがあったり風邪を引いたりしている場合は、摂取量を増やして下さい。
主成分のビタミンD3には、体のカルシウムの吸収を助け、軟部組織の石灰化を防ぐ働きがありますが、これを補助するのがビタミンK2で、これもサプリメントの成分です。
D3とK2の両方を含むサプリメントの多くは人工合成したK2を採用しています。
天然のK2であるメナキノンー7(MK-7)は、合成のMK-4より1000倍も効果が高いことが知られています。

https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-Mega-D-3-MK-7-60-Veg-Capsules/79866
がん患者は5000IU*4。


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