気候変動に弱い人は最重度のタンパク不足

「すべての不調は自分で治せる」より

 梅雨時期になり湿度が高まると、女性の患者さんの多くは「体調が優れない」といわれます。気候の変動が起きると、毎日何人も同じような訴えで受診されます。
・夏バテして食欲が落ちる 
・台風や低気圧で気圧が低くなると体調が悪くなる
・寒暖の変化が大きい時期には体がついていかない
・冬はとにかく苦手
 当院でこのような訴えをなさるのは女性ばかりで、男性はほとんどいません。気候変動によって体調がおかしくなるほとんどの方が、最重度のタンパク不足です。タンパク不足により、ATP(アデノシン三リン酸・生きるためのエネルギー)が不足し、恒常性=ホメオスタシスが保てないことによって、気候変動に弱くなる、というわけです。
 タンパク不足の状態は、心理的ストレスに対しても極めて脆弱です。「会社で自分ばかりが目の敵にされて怒られている」「落ち込んで、いつまで経っても立ち直れない」という訴えをなさる方がとても多いのです。
 治療の第一選択はもちろんプロテイン。プロテインを飲んでいる女性は夏バテ知らずになります。


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