双極性障害が完治・手帳返納しました

「精神科医が考えた! うつも消える! 心を強くする食事術 (TJMOOK)」、カスタマーレビューより



 
【完治した経緯まとめ】
2006年 32歳 うつ病発症。
2010年 36歳 糖質制限開始。
改善したと思ったら実は躁状態だった。
別の精神科で双極性障害と診断される。
人間関係、家族関係にトラブル多発。
社会的信用を失う。
希死念慮が末期症状。
自宅警備員。

2018年12月 藤川理論開始(ホエイプロテイン+ATPブーストセット+肉食+糖質制限)。
2019年5月 断薬開始(ジプレキサの服用完全中止)。
同年6月 金森式開始(断糖+高脂質)糖質依存が完全消失する。
7月5日 心療内科通院終了。
9月18日 障がい者手帳返納。
10月30日 再発なし。
166cm。
体重64.0kg→56.6kg達成(マイナス7.4kg)。

【自分が完治したヒント】
ホエイプロテインを毎日60g以上、最高100g。
NOWiron36mgを毎日3錠。
フェリチン値200オーバー(2019.6.28血液検査の時点で267.3)。
尿素窒素(BUN)10以上(2019.6.28時点で12.6)。
(ふじかわ心療内科クリニックでは15〜20推奨)
禁酒。
禁煙(禁煙外来にてチャンピックス服用、1ヵ月で達成)。
断糖(1日20g以下)。
肉食(牛肉、豚肉、鶏肉、たまご、魚)。
バターを毎日50g以上、最高100g。
カロリー計算はしない。

【実際に服用した各種サプリ】
ホエイプロテイン(ビーレジェンド、マイプロテインのWPCタイプ)。
NOWiron36mg(キレート鉄)。
ビタミンB50(or100)コンプレックス。
ビタミンC1000。
ビタミンE400(d-αトコフェロール)。
ナイアシン500。
オメガ3(EPA、DHA)。
Zn(亜鉛)。
Se(セレン、セレニウム)。
クエン酸。

【手帳を返納する】
2019.7.5に心療内科に別れを告げて2ヶ月が経とうとしてます。
断薬は既に4ヶ月経過、来月9月まで様子を見て本当に再発がなければ、3級手帳を市役所に返納します。
自分の障害は正式には双極1型障害と言います。
2型より重い方です。
治療不可能と思ってかつては諦めていました。
精神疾患を「完治させる」となると、どうしてもそれなりの代償がともないます。
お菓子やジュースはもちろん、基本炭水化物は禁止になります。
タバコやアルコールもNGです。
糖が完全に抜けるまで走り抜く必要があります。
また、周囲のサポートも重要です。
敵は自分の「鉄・タンパク不足」「糖化した脳」です。
例えば認知症は現在では3型糖尿病(脳の糖尿病)と言われていますが、同様に精神疾患も脳に糖が過剰な状態と考えています。
人によって糖が脳に届きやすい人とそうでない人がいると仮定すると、届きやすい人は糖質過剰で脳がダメージを受けていると考えられます。
恐らく私も脳の糖化の影響が大きいタイプと思います。
そうなりますと、タンパク質の糖化、AGEs、インスリン抵抗性なども脳で起こっている可能性があります。
精神疾患になると神経伝達及び記憶力も低下するので認知症の初期症状に似ています。
また糖質過剰、鉄・タンパク不足による神経伝達物質の圧倒的不足、TCAサイクル(クエン酸回路、クレブス回路)、電子伝達系がうまくまわらないことによるATP不足、など、これらの原因となっている質的栄養失調を早急に改善しなくてはなりません。

【双極性障害のリスク】
うつ、躁の差が激しい、希死念慮、自殺未遂、アルコール依存、ニコチン依存になりやすい、糖質中毒。
家族に多大な迷惑をかける。
友達が減る、いなくなる。
社会的信用を失う。
仕事が困難になる、失業。
トラブルやミスが多発する。
金銭感覚が狂う。
借金、クレジットカードの乱用。
衝動的になる。
常識から逸脱した行動に出る、など。

【普段の食事について】
基本的に動物性メインにします。
(植物性では効果が薄いので期待できません)
牛肉、豚肉、鶏肉、たまご、魚などの動物性タンパク質、バター、生クリームなどの動物性脂肪、野菜は少量で大丈夫です。
脳から糖を徹底的に抜きます。
そして神経伝達機能と代謝機能を徹底的にブラッシュアップします。
これが完治の鍵になります。
炎症・糖化した体を浄化する作業工程は、簡単ではありません。
でも不可能ではありません。
可能性は決してゼロではないです。
何か少しでもご参考になりましたら嬉しいです。

【私の毎日の食事メニュー】
牛肉、豚肉、鶏肉、
トマト、
バター、
納豆、
ゆでたまご、
生クリーム、
チーズ、
水、お茶 など。

【サプリ各種】
ホエイプロテイン、EAA
A、B、C、D、E
Fe、Zn、Se、Mg、Ca
ホスファチジルセリン、αリポ酸、CoQ10
プロポリス
オメガ3(DHA、EPA)
アルギニン
クエン酸
チロシン
フェニルアラニン
ナイアシン
コリン
イノシトール
カルニチン
etc.

本書籍の著者
ふじかわ心療内科クリニック院長、藤川徳美先生。
お陰様で命が助かりました。
心より感謝御礼申し上げます。
有難うございます。
一人でも多くの方が助かりますように精進します。
(40代、福祉系会社員)

<追記>
2019.9.18(水)
【手帳返納完了しました】
双極Ⅰ型障害。
13年続いた戦いの歴史がいま幕を閉じました。
市役所にて手帳の返納手続き全て完了しました。
職員さんが笑顔で対応してくれました。
一生忘れません。
この日は自分の独立記念日です。
This day is my independence day。
ありがとう。

<追記>
2019.10.1(火)現在再発なし。
万が一に備えて冷蔵庫に保管していた精神薬は全て破棄しました。
今までありがとう。

<追記>
2019.10.21。
手帳返納から一ヵ月経過。
特に問題なし。
肉食、プロテイン、禁酒禁煙、断薬も継続中。
いつもありがとう。

<追記>
2019.10.30(水)。
手帳返納から二ヵ月目に入る。
特に問題なし。
プロテインに今話題のEAA(必須アミノ酸)も加える。
最寄りの内科で血液検査を受ける。
ただいま結果待ちです。
また結果報告しますね。
断糖が落ち着いて来たのでキウイを食べるようになりました。
なお、現在は高タンパク+中脂質+低糖質(やや断糖に近い)です。

<追記>
2019.11.11(月)。
血液検査の結果が出ました。
【血液検査結果】
AST(GOT)31→24
ALT(GPT)36→27
ALP188→218
γ-GT14→17
CK(CPK)172→328
アミラーゼ135→78
中性脂肪52→90
総コレステロール319→348
HDL78→85
LDL212→229
尿素窒素12.6→22.3
尿酸4.7→5.6
血清鉄103→94
血糖87→102
HbA1c5.5→5.4
フェリチン267→273
タンパク質が十分満ち足りているかどうかを示す尿素窒素(BUN/UN)が20を超えていました。
初です、ついにタンパク質が全身に行き渡りました。
昼間の動き方が全然違います。
疲れにくく、サクサク体が反応します。
コレステロールは相変わらずですが、私の場合なぜかこれで体調が良いです。
HDLが上がっていたのは嬉しいですね。
フェリチンもさらに上昇していました。
EAA(必須アミノ酸)がかなり効いているようで本当に疲れにくくタフになりました。
肌の調子も良いです。
引き続き、様子を見ていこうと思います。
なお、再発はありません。
薬も飲みたいと思いません。
仕事にも毎日通えて、プライベートも充実しつつあります。
今が人生で一番楽しいかも知れません。
また報告しますね。
有難うございます。
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素晴らしい改善!
解説不要です。


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