子どものサプリメント量の目安(1日量)

「医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる」、より

 当院ではお子さんの発達障害や起立性調節障害などの治療を行うことも増えてきました。「子どもがサプリメントを飲んでもいいですか?」と聞かれますが、もちろん大丈夫です。

・ビタミンC(C1000)
 10歳までは年齢×1gが1日の上限です。3歳なら3g、5歳なら5gがそれぞれ上限になります。水溶性ビタミンなので1日2~3回に分けて服用してください。お腹がゆるくなるようであれば、量を減らしてください。

・ビタミンB(B50コンプレックス)
 過量投与による副作用はありません。水溶性ビタミンなので1日2~3回に分けて服用してください。1日2~6錠が目安です。

・ビタミンE(E400)
 過量投与による副作用はありません。脂溶性ビタミンなので1日1回服用してください。1日、400IUを1~2錠が目安です。鉄を服用する場合は、鉄とは8時間空けます。

・ナイアシンアミド
 6歳までは、500mg×3錠、7歳以上は、500mg×6錠が目安です。水溶性ビタミンなので1日2~3回に分けて服用してください。吐き気が出たら量を減らしてください。

・キレート鉄
 Nowアイアン36mg×1~2。アドバンストフェロケル27mg×2~3。ビタミンEとは8時間空けます。処方薬の鉄の場合は、インクレミンシロップ10mlは鉄60mg。フェルム1錠は鉄100mgとなります。
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1)発達障害、ADHDにはナイアシンアミドが一押しで、顕著な効果を認めます。
カプセルを飲むのが苦手なら、カプセルから外して与えます。
ヨーグルトに混ぜると独特の苦みで飲めない人が多いようです。
ココア、ココアプロテイン、チョコアイスに混ぜ込むと苦みが気にならなくなり飲める人が多いです。
2)チュアブル鉄27mgなら、2~3錠与えたいですね。
3)錠剤が飲めない小さなお子さんには、顆粒のメグビーミックス(B群+C)を推奨しています。

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