友田さんの本、本日発売です。

友田さんが自分の”ADHDは母親から引き継いだ鉄タンパク不足が原因”という記事を見て、息子さんと一緒に受診されたのが3年前。
自身もパニック障害があり、数ヶ月前から高タンパク/低糖質食を継続してかなり改善したと述べておられました。
しかし、初診時にはまだ不安が強く、こだわりも強い様子でした。
息子さんは地元の病院でADHDと診断されたが、薬なしでどうにか治したいとわざわざ当院まで来られました。
検査の結果、お二人とも見事に低フェリチン。
治療は当然、高タンパク/低糖質食+キレート鉄。

息子さんの方は3ヶ月後には見事に改善して全く普通の子になりました。
その様子は友田さんが自身のブログで解説されており、以前記事にしたこともあります。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1080121342104189
(当時の友田さんのブログ記事、まとまり悪くとりとめもない文章ですね)
当院でのADHD改善第1例目でした。
その後当院では、同じ治療で次々とADHDが改善しており、その内容は症例集で提示しています。

そして、今回の本。
ビックリしたのが、友田さんの文章が極めて理路整然として素晴らしい文章となっており、3年前とは全く別人となっているところ。
同一人物が書いた文章とは思えず、3年間で人はここまで変われるんだと感心しました。

自分は今まで後輩の論文の執筆指導や医学雑誌の編集委員などをしてきました。
どいつもこいつもまとまり悪い文章を書く医者だらけなので、切り刻んで原形をとどめないほどぶった切っていました。
まるで、大きなブロック肉が超薄切り肉になるイメージです。
しかし、今回の友田さんの文章はほぼ手直しなし、すなわち大学院生や大学助手レベル以上の文章と言えます。

鉄タンパク不足を治せば、ADHDは3ヶ月程度で劇的に改善します。
まず、お母さんが高タンパク/低糖質食+プロテイン+ATPセットで元気になることが最重要です。
頭が回るようになって、子供の嗜好に合わせた創意工夫を行えるようになります。

まさかあの時、友田さんが将来、本を出して、起業するようになるなど全く想像していませんでした。
人は栄養条件を整えれば変わることができる、変えることができる。
画期的な内容ですので、お子さんの発達の問題に悩んでおられるお母さん必読の書と言えます。
この本は歴史に残る名著になると思いますよ。

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