3)ビタミンCの腸耐性用量

Helen Saul Case:Orthomolecular Nutrition for Everyone: Megavitamins and Your Best Health Ever、より
昨年ノートにまとめた内容を再掲、加筆

Cの腸耐性用量(bowel tolerance doses)とは、最大吸収量。
つまり、お腹を下さない最大量。
このものは、
1)個体差が大きい、
2)状態によって変動する(体調悪化時には用量が急増する)。

状態       1日C量(g)  服用回数
健常時        4~15     4-6
風邪(軽度)      30~60    6~10
風邪(重度)      60~100or more 8~15
インフルエンザ    100~150   8~20
単核球症       150~200or more 12~25
ウイルス肺炎     100~200or more 12~25
花粉症、喘息     15~50     4~8
環境、食品アレルギー 0.5~50    4~8
火傷、外傷、手術     25~150    6~20
不安、興奮、ストレス 15~25    4~6
ガン         15~100    4~15
強直性脊椎炎              15~100   4~15
ライター症候群    15~60   4~10
急性前部ブドウ膜炎  30~100   4~15
リウマチ性関節炎   15~100   4~15
細菌感染症      30~200or more 10~25
ウイルス性肝炎        30~100    6~15
カンジダ症      15~200or more 6~25
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自分の腸耐性用量は10~13g程度だった。
現在、3時間毎に2gで、8~10g服用している。
風邪の引き始めには、15分毎に、1~2g。

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H30.10追加、
1年前はCを10gくらい飲めていたが、最近は6g程度しか飲めなくなった。
血中C濃度の半減期は17日程度。
血中C濃度が上昇し余り飲めなくなったのだろう。
もし風邪を引いたら、リポゾームCも併用してメガ盛り。
それに加え、C30g+B100+グルタチオン2000mgの点滴。

ガン患者の大多数で血中C濃度が正常値より低く、C濃度がゼロの人が1/3。
健常時の自らの腸耐性用量を把握し、普段はその2/3程度を継続することが重要。
15~25g飲んでも平気な人もいる。
そういう人はC不足なので、ガンになりやすい体質だろう。
逆に3g位しか飲めない人はガンになりにくい体質だろう。

元記事は