ビタミンCは疲労を有意に軽減する

The Orthomolecular Treatment of Chronic Diseaseより

対象と方法;
韓国の40例の労働者が対象。
年齢34~39歳。
C6000mgを2週間投与し、下記の項目を投与前後で比較した。
・疲労尺度は、FSS、VASで評価(数値が大きい方が疲労度が高い)。
・C血中濃度を測定。
・AST、ALT,γーGTP。
・コルチゾール値(副腎疲労、ストレスの尺度)。
・CRP(炎症)。
・HgbA1c(糖尿病)。

結果;
Cの副作用によるこの研究からの離脱は1人もいなかった。
VAS、5.5~7.5→4.5~6.5(±1標準偏差)。
FSS、5.0~6.5→3.5~4.5。
C血中濃度、43~55μmol/L→69~95μmol/L。
AST、ALT,γーGTPは有意に低下した。
コルチゾール、12.0~15.5→9.0~11.6μg/dL。
CRP、0.1~0.3→0.05~0.07mg/L。
HgbA1c、6.0→5.0。

結論;
酸化ストレス→副腎疲労→C濃度低下→潜在性壊血病。
C投与によりC血中濃度が上昇すると、疲労が軽減、肝機能が改善、副腎疲労が改善、炎症が改善。
そして驚くことにたった2週間でHgbA1cが低下する(本当か?)。

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