どのようにしてアルミニウムはアルツハイマー病を引き起こすのか-2(Harold D.Foster)

The Orthomolecular Treatment of Chronic Diseaseより

アルミニウム(Al)はニューロンの生体膜のリン脂質と結合するため、同部位でのリン脂質不足を引き起こす。
その結果、酸化ストレスが増大し、フリーラジカルにより生体膜が障害されやすくなる。
AlによりフォスフォリパーゼA2の低下が起こる。
抗酸化作用のためのビタミンEが浪費され、ビタミンE不足となる。
つまり、Alにより生体のフリーラジカルに対する抵抗力が低下させる。

メラトニンはAlの酸化ストレスからニューロンを保護する。
ビタミンEはAIの酸化ストレスからニューロンを保護する。

加齢とともにアルツハイマー病が増える理由。
1)加齢によりCa吸収能力が低下する。
2)加齢によりビタミンD合成能力が低下する。
3)加齢とともにビタミン不足が顕著となる。
4)メラトニン、エストロゲンはAlからニューロンを守る作用がある。

アルツハイマー病の予防
1)Ca、Mg、Znのミネラルサプリメント、
2)ビタミンサプリメント、
高用量のC、Eはアルツハイマー病のリスクを下げる。
Bコンプレックスは、アルツハイマー病のリスクを1/9に下げる。
3)レシチン(リン脂質)はアルツハイマー病の進行を抑制する。
生体膜の柔軟性を改善させる。
4)アセチルLカルニチン、
アセチルコリンの前駆物質となり、ドーパミン分泌を促進する。
コリンからのアセチルコリン合成には、葉酸、B12が必要。
5)イチョウの葉、
抗酸化作用、脳血流改善作用がある。
6)メラトニン。


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