抗不安薬、睡眠導入剤からの離脱にはナイアシンが一押しーその2

ナイアシンフラッシュを最小限にする方法;
1)数日前から、抗ヒスタミン薬、もしくはアスピリンを飲んでおけばフラッシュを軽くできる。
市販薬のアスピリン
http://medicine-helper.net/archives/1746
2)1週間前からビタミンCを3g飲んでおけばフラッシュを軽くできる。
3)食後冷水で服用するとフラッシュを軽くできる。
逆に、空腹時に服用したり、服用後に入浴すると激しいフラッシュが出る。
4)1日2~3回服用してその都度ヒスタミンを放出しておくと、フラッシュは早く軽減して、ナイアシンを増量しやすくなる。

具体的なナイアシンの導入法;
まず、ナイアシン導入の際、高タンパク/低糖質食+B50+C+E、の併用、これ必須。
オーソモレキュラー本ではナイアシンアミドで不安障害、パニック障害を回させた多くの症例が報告されている。
オーソモレキュラー本では3000mgと書いてあるが、日本人では吐き気が出やすいため1000~1500mg程度しか飲めない。
また、ナイアシンアミドはナイアシンに比べると、作用が弱く、効果が出てくるまで時間がかかる。

1)まずフラッシュのないナイアシンアミド500mg*2、朝夕で開始し、ナイアシン100mg*3、朝昼夕を開始する。
2)フラッシュが出なくなったら、まず夕食後のナイアシン量を増量。
3)夕食後500mgまで増量できたら、朝昼それぞれ100mgから200mg、300mgと増量してゆく。
ポイントは、朝昼より夕にナイアシンを多めに飲むようバランスを取ること。
(ちなみに現在自分は、朝500mg、昼500mg、夕1000mg)

2~3ヶ月かければ1500mg程度まで増量可能であろう。
その後、ナイアシンアミドを同量のナイアシンに置換してゆく。
フラッシュには注意しつつ、十分量(3~6g必要な人もいる)服用すれば、抗不安薬、睡眠導入剤から楽に離脱できる。

元記事はこちら


{15C5805A-07CE-4FEE-9659-5549E6F4D068}