代謝が良いと生命力が向上して寿命が延長するが、薬は・・・

代謝が良い、代謝が悪い、と言う言葉がある。
エネルギー代謝から見れば、代謝が良いとは好気性解糖でATPが多く産生され高体温(36.5~37℃)、代謝が悪いとは嫌気性解糖でATPが少なく低体温(35℃)。

もっと端的に言うと、代謝が良いとは「代謝酵素反応がスムーズに行われる」ということに他ならない。
主酵素はタンパク質、補酵素はビタミン(もしくは補因子としてのミネラル)。
つまり、タンパク不足、ビタミン不足、ミネラル不足があれば代謝酵素反応が滞って代謝が悪くなる。

バランス良く食べている日本人は全員タンパク不足。
三石先生は高タンパク食の重要性を何度も繰り返し述べられている。
バランス良く食べている日本人は全員ビタミンD不足。
他のビタミンも不足しているに違いない。
バランス良く食べている日本人女性は全員鉄不足。
他のミネラルも不足しているに違いない。

メガビタミン実践者は皆、長寿で生涯現役だった。
三石先生95歳、ホッファー92歳、ポーリング92歳、ロジャー・ウイリアムス95歳。
ポーリングを批判した医師達のほとんどは、60歳代で死亡している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、ほとんどの薬は代謝酵素阻害作用を持つ。
薬とは、代謝酵素を阻害して、体内の特定の物質を増やしたり減らしたりするもの。
代謝酵素阻害作用は、拮抗薬、阻害剤(インヒビター)、ブロッカー、アンタゴニストなどと表現される。

胃潰瘍治療薬:
PPIプロトンポンプインヒビター)、
H2ブロッカー、

降圧薬:
βブロッカー、
Ca拮抗剤、
ACE阻害薬、

抗精神病薬:
SDA(セロトニンドーパミン・アンタゴニスト)、

抗うつ薬:
SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)。

つまり、薬は症状を軽減する作用はあるが、寿命短縮作用があると言うことになる。
すべての薬を否定するわけではなく必要な人もおられるのは事実だが、できるだけ少量で済むことが望ましいことは間違いない

元記事はこちら

{9B77F097-C495-4478-A750-CB5BF3664A02}