結局、ナイアシンは全ての精神疾患に効果がある

「鉄タンパク不足」解消が前提条件となりますが、ナイアシンは全ての精神疾患に効果があると思う。

A:臨床症例で確認済みの疾患
1)統合失調症、
当然ナイアシンは治療の主力。
2)双極性障害(躁うつ病)、
まだ数例ですが、かなり効果があるという手応え。
3)難治性うつ病。
これもかなり効果あるという手応えあり。

B:本に記載されているが臨床では未確認の疾患
4)パニック障害を含む不安障害、
B50+ナイアシンが有効。
ベンゾジアゼピンからの離脱にも効果あり(アンドリュー・ソウルの本より)。
5)アルコール症、
ナイアシンは、アルコール症患者の不安、抑うつ、不眠を解消して、断酒を成功させる確率を高める(ホッファーの本より)。
6)ADHD、学習障害、
高用量B6併用でナイアシンが著効する症例が多い(ソウルの本より)。
ホッファーはナイアシンアミド3000mgでADHDを治療している。

C:本に記載されていないが有効性が推測される疾患
7)知的障害者の問題行動、
興奮、易怒性、拒絶などに対しナイアシンは効果があるはず。
8)摂食障害、
患者の不安、恐怖、拒絶などに対しナイアシンは効果があるはず。
8)認知症患者のBPSD、
興奮、易怒性、拒絶などに対しナイアシンは効果があるはず。
高齢者なのでフラッシュが出にくい、ナイアシン500mgで開始可能。

*治療効果を得るためのポイントは、ナイアシンアミドを併用してでも、2000~3000mgの十分量を投与すること。

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