13)ビタミンD~その1

Helen Saul Case:Orthomolecular Nutrition for Everyone: Megavitamins and Your Best Health Ever、より

Dは紫外線B(UVB)により合成される。
一方、紫外線A(UVA)は悪性黒色腫の原因となる。
(4~9月の10~14時に最低15分日光を浴びないとDは合成されない)

1980年代に、Dは大腸癌のリスクを引き下げると報告され、その後15種類の癌のリスクを引き下げることが明らかとなった。
また、Dは心臓病、糖尿病のリスクを引き下げる。
Dは、転倒、骨折、インフルエンザ、風邪、肺炎を予防する。

Dの濃度は、血清25(OH)D濃度で評価される。
(日本でも昨年から保険適応となった)
ほとんどの人の25(OH)D濃度は、20ng/ml未満である。
25(OH)D濃度と、乳癌、大腸癌、心臓病、インフルエンザの発症には明確な相関があり、25(OH)Dが10ng/ml上昇すると明らかにリスクが軽減する。
その相関は、25(OH)Dが40ng/mlまで続く。

25(OH)D濃度を20~25から45に上げると、アメリカ国内で年間40万人の死亡を予防でき、15%死亡率を減らすことができる。
1100IUのDで全ての癌を77%減らすことができる。

1000~5000IUのDを摂取し、25(OH)Dを40以上に引き上げるべき。
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自分は、2年間10000IU服用し、25(OH)Dは88ng/mlだった。
3ヶ月間服用を中断後、現在1日おきに服用している。



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