20、ガン(その1)

Abram Hoffer:Orthomolecular Medicine For Everyone、より

ガンは、長年の糖質過剰摂取による壊血病(C不足)+脚気(B1不足)。
長年にわたるC4.5g/dayの不足がある。
すなわち、ガン治療においては徹底した糖質制限、腸耐性用量のC、B50、ベンフォチアミンが最も重要。


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2017.5.18 記事

統合失調症患者では尿中にふじ色物質(クリプトピロール:KP)が見られる。
KPは、酸化ストレスにより生じる。
KPは、末期ガンのような重病患者にもよく見られる。
つまり、ガン患者においても、統合失調患者と同じように、ナイアシン+Cが有効で、自然回復も可能。
ガンに対しては多くの抗酸化物質が効果がある。

83歳の腎臓ガン患者
腹膜転移があり、ガン病変は大動脈の周りに達し、手術不能。
以下のような指示を与えた。
1)精製糖質を可能な限り減らす。
2)C2g*6(合計12g)。
3)ナイアシン100mg*3。
4)Bコンプレックス、100mg相当。
5)葉酸5mg。
6)セレン200mcg。
3ヶ月間の上記治療で元気を取り戻し、6年後にはすっかり回復してしまった。

ガンに対するオーソモレキュラー治療
ガン患者では栄養飢餓状態にあるため、栄養を改善させることが病気の改善につながる。砂糖、小麦、白米、などをまず止める必要がある。
オーソモレキュラー治療により患者自身のガンに対する抵抗力を回復させる。

ビタミンC点滴
C10g以上の内服、下痢する直前の量まで。
さらに、60~100gのCの点滴を週2~3回、2ヶ月間。
Cは結合組織を強くしてガンの浸潤を抑え、免疫力を高め、疼痛軽減作用がある。
C血中濃度を高めることにより、ガン細胞を殺すことができる。
リオルダンらは40年以上、ガンに対してC点滴を行ってきた。
彼は、”ガンの治療においてはC点滴は第一選択薬だ”と述べている。
ガン細胞はカタラーゼの不足があり、Cによる過酸化水素によりガン細胞を殺すことができる。

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