(超基礎編-3)、鉄不足はタンパク不足である

鉄不足=タンパク不足、と同義。
特に、卵、肉、魚などの動物性タンパク不足。

タンパク質の指標はBUNとアルブミン、鉄の指標はフェリチン。
高タンパク/低糖質食+鉄剤による治療が必要。

普通、閉経後の女性はフェリチンは100以上に上昇する。
しかし、高齢女性でもフェリチンが10とか30とか極端に低い人がいる。
この人達は何十年も、動物性タンパクを食べてこなかった人。

高タンパク食がきちんと出来ていれば、BUN、フェリチンともに増加して、フェリチンが50を超えた頃から別人のように元気になる。
顔色、表情、喋り方、キビキビとした体の動き、などで一目見た瞬間に改善したことがわかる。
これを自分は、「良いフェリチン上昇」と呼んでいる。

高タンパク食がきちんと出来てないと、BUN、フェリチンは増えない。
中には、BUNは上がらないのにフェリチンだけが上昇する人がいる。
これを自分は、「良くないフェリチンの上昇」と呼んでいる。
このような人は、フェリチンが上がっても全く元気になれない。

タンパク質と鉄の両方が増えて初めて元気になる。
鉄とタンパク質は常にセットで考えないといけない。

鉄タンパク不足の改善は、全ての疾患の治療において最重要のはず。
不妊治療でも最重要のはず。
スナック菓子をボリボリ食べながら不妊治療を受けるなんてナンセンスだよね。
手術の傷からの回復でも最重要のはず。
手術前に差し入れのお菓子をパクパク食べるなんてナンセンスだよね。

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