自然治癒の健康相談ー21,胆石

三石巌:全業績ー6、分子栄養学の健康相談、より

胆石には、糖質制限+レシチン。
レシチンには、卵黄レシチンと大豆レシチンの2種類がある。
大豆を沢山食べるのは非現実的なので、卵を沢山食べれば良い。

アンドリュー・ソウルは、毎朝の人参ジュースにレシチン顆粒スプーン3杯。
自分はそこまで飲めないので、朝プロテインにレシチン顆粒スプーン1杯。

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2017.4.13 記事

45歳の女性、レントゲンの診断で胆石が見つかりました。小豆大の石が30個ほどとのことです。疲れると、背中や胃のあたりが重苦しく、激痛はありません。手術の必要がありますか。

私のアドバイス、
 犬には胆石がありません。それは、レシチンが多く、コレステロールが乳化しているためです。人間でも、胆石もちの人の血中レシチン値は、健常者の1/3に落ちています。そこで、日常的にレシチンをとることは、胆石予防の手段になるでしょう。レシチンは、大豆にも卵にもあります。
 胆石がすでにできてしまった場合、レシチンに期待がかけられるのは、胆汁が胆嚢に出入りしているときにかぎります。胆嚢が胆石で一杯になっていると、胆汁の出入りがないばかりか、胆嚢は機能していないわけですから、手術による切除が禍根を断つことになります。
 コレステロール乳化剤としては、ウルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸など、胆汁酸の成分があげられます。医師は、胆石を溶かす薬として、これを用います。これとレシチンとの併用が望ましいと思います。
 デオキシコール酸が著効するのは、直径10mmいかで、カルシウムの皮膜を持たないものに限ります。うまくゆけば、半年ほどで、石がなくなります。
 カルシウムの皮膜がある場合、塩酸レモネードを飲むのが良いでしょう。これで、皮膜を溶かしてから、コレステロールを乳化するわけです。
 塩酸レモネードをつくるのには、薬局方希塩酸を水で割り、砂糖を加えて、飲みやすい味に調味します。これを冷蔵庫に入れておいて、水の代わりに飲むのです。
 塩酸レモネードでうまくいくには、腎臓結石や膀胱結石の場合です。1週間位で石がなくなることがあります。これは、カルシウムの石ですから。
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胆石には、レシチン+ウルソ。
レシチンは、水と油を混ぜる乳化作用がある。
胆石はコレステロールなのでレシチンで乳化させれば溶かせる。
レシチンには、1)イノシトール+リン脂質と、2)コリン+リン脂質、がある。
厳格な定義では2)のみをレシチンと呼ぶ。
販売されているレシチンには1)と2)が半分づつ入っている。

ホッファーの本では胆石の原因は、精製糖質、砂糖の過剰摂取が原因と書いてあった。
”高コレステロール血症は、精製糖質、特に砂糖の過剰と食物繊維不足が原因”と強調している。

三石先生講演要旨、「レシチンについて」
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/notes?lst=100003189999578%3A100003189999578%3A1491979371

元記事はこちら

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