7、ビタミンC(その2)

Abram Hoffer:Orthomolecular Medicine For Everyone、より

1年前もビタミンCの記事。

ウイルス感染、細菌感染は、壊血病症状、つまりC不足病。
ガンと壊血病は、どちらもC不足であり同じ病気である。

オーソモレキュラーのこのような考え方、素晴らしいと思う。

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2017.4.10 記事

4.風邪
Cはインターフェロンと抗体を増やして、風邪を予防する。
ポーリングは、”1000mgのC服用で風邪を45%減少させる”、と言っている。
クレナーは、1000mgで風邪を45~63%減少させ、10000mgで90%減少させる、と言っている。
風邪の引き始めには、毎時間1000mgを6回服用すれば、85%症状を軽減できる。
Cは、結合組織の機能を強めてウイルス感染から細胞を守る。
Cはさらに、免疫機能を強め、フリーラジカルを中和し、高用量のCはウイルスを殺す。
ポーリングは、”砂糖、精製糖質摂取を止めることもカゼの予防には効果がある”と述べている。
さらに、ポーリングは、”風邪の予防には、Cを毎時間1000mgを8時間服用。風邪の引き始めには毎時間2000mgを起きている間続けて服用”、と述べている。

5.ウイルス感染、細菌感染
ウイルス感染、細菌感染は、壊血病症状、つまりC不足病。
ポリオは高用量のCで治療できる。
ウイルス性肝炎もCを40~100gで完治できる。
もし下痢のため服用が出来ないなら、Cの点滴で完治できる。
ヘルペスも3000~4000mgのCで完治できる。
この場合、Znも服用すればCの効果を高める。
発疹部位に、水に溶かしたCを塗るのも有効。
鳥インフルエンザには20000~30000mgのCで治せる。

5.ガン
ガンはC不足による結合組織の脆弱化により成長する。
マコーミックは、”ガン患者ではC不足があり、推定不足量は4500mg。”、と言っている。
壊血病症状は白血病やその他のガンの症状と類似している。
ガンと壊血病は、どちらもC不足であり同じ病気である。
長年のC不足が、結合組織の脆弱化を引き起こし、ガンができる。
潜在性壊血病に対し、Cを数グラム服用しておれば、ガンは予防できる。

6.ストレス
動物は、ストレスがかかるとCを大量に合成する。
ストレスがかかると副腎系を介してCが大量に使用される。
ストレスには、化学的ストレス、物理的ストレス、心理的ストレス、などがある。
水銀、鉛などの重金属ストレスに対してCは効果を示す。
すなわち、Cにより水銀、鉛を体外に排泄させる。
熱傷、外傷、抗がん剤に対しては、C、E、セレンが効果を示す。

7.アレルギー
Cはヒスタミンを破壊する。
C+ナイアシンはアレルギー症状を改善させる。
Cは高用量を要する。

8.腎結石
Cにより腎結石を起こすことはない。
むしろ、Cにより腎結石は予防でき、治すこともできる。
Cにより、沈着したカルシウムを溶出させ、体外への排泄を促す。


元記事はこちら

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