基礎から学ぶビタミンEー12.不妊男性とビタミンE1

三石巌:全業績7、ビタミンEのすべて、より

 不妊克服を期待する場合、男性もビタミンE1を服用しなければならない。
 男性ホルモンは精巣の機能を高め、精子の数を増加させて、受精の確率を高める。吸収力の高めていないビタミンE1を毎日300mg(450IU)ずつ投与した場合、精子の数は四ヶ月後から増えはじめ、十ヶ月後には十倍になったという報告がある。男性で効果があがらない場合があるが、これは無精子症の人にかぎるようだ。
 不妊の原因は、昔は女性にあるとされてきたが、これは錯覚であり、30~50&%が男性にあると見てよいようである。不妊をかこつ夫婦があるならば、共にビタミンE1に関心をもつべきだ。流行性耳下腺炎、つまり俗称おたふく風邪にかかった男性は、精巣萎縮を起こしている関係上、不妊になることが知られている。この場合にもビタミンE1の有効性が報告されている。
 いずれにしても、ビタミンE1はすべての内分泌器官に蓄積されており、これが欠乏すると、精巣、卵巣、副腎などが萎縮し、あるいは変性することが知られている。ビタミンE1が、すべてのホルモンに関係ありとする根拠は十分にある。なぜなら、ホルモンはフィードバック的につくられるものときまっているからだ。
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ビタミンE1は、視床下部ー下垂体ー副腎系・性腺系のフィードバックを司る典型的な”フィードバックビタミン”。
E1不足だと、そのフィードバックが働かなくなる。

不妊の原因の30~50&%が男性にある。
女性だけ不妊治療を行うなんてナンセンス。
夫婦でE1を飲むべき。
男性は鉄不足はきわめて稀だが、全員糖質過多でタンパク不足。

高タンパク/低糖質食+E1+C。
のんきに燃料にしかならない糖質なんか食べている場合ではないだろう。
体の構成成分になるもの、プラス補酵素をしっかり摂取する必要がある。
いつも言っているとおり、男は黙って断糖肉食、毎日卵100個食え。

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