パーキンソン病はグルタチオン点滴+ケトン食で改善する、しかしこのことを神経内科専門医は知らない

パーキンソン病は慢性進行性の病気で約10年で寝たきりになることが多く、根治法はありません
以前、ケトン食でパーキンソン症状が改善した症例を紹介しました
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/770565823059744?pnref=story

今回は、グルタチオン点滴が著効した症例です
症例:60代、女性
H24から体の動きが悪くなり、広島市内の神経内科医院に通院
その神経内科医は広島で最も名前が知られており、パーキンソン病患者が多く通っている
抗パーキンソン薬の投与で症状はある程度改善はしているが、動き辛い、喋り辛いことは持続
周りの患者が年々症状が悪化して動けなくなるのを見て自分の今後のことへの不安が強まった

どうにかしたいとネットでグルタチオン点滴のことを調べ、H27.4当院受診となった
固縮あり(右>左)
右足が思う前に出ない
上手く喋れない、”やっぱり””うっかり”等の小さい”っ”がでないので会話の時にはその言葉を避けているという
フェリチン169
グルタチオン(200)9A +ビタミンC(500)2Aを点滴
高タンパク/低糖質食+バター、チーズ、ココナッツオイルのケトン食を指導

一週間後、体の動きは楽になりスイスイ動けるという
言葉もスムースになり、小さい”っ”も回避しなくて済むようになった

以後週1回ペースでグルタチオン点滴を継続しており経過も良好
ケトン食も実行しているという

解説:
柳澤厚生:グルタチオン点滴でパーキンソン病を治す、2014
コウノメソッドで有名な河野和彦先生のブログでも、H26.1からグルタチオンの話題が出ている
グルタチオン点滴はパーキンソン病の患者の2/3に効果があると言われている
当院での治療成績も同様の結果
しかし、この事を神経内科専門医は全く知らない
論文ばかり読んで本を読まないからである

グルタチオン点滴に加え、ケトン食がパーキンソン病には有効である
グルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→クエン酸回路、の代謝が上手くいかなくなっている
脂肪酸、ケトン体→アセチルCoA→クエン酸回路、の代謝を促せば症状が改善する
すなわち通常の高タンパク/低糖質食に、ケトン体を増やすバター、チーズ、ココナッツオイルを強化すれば良い
https://www.facebook.com/notes/%E8%97%A4%E5%B7%9D-%E5%BE%B3%E7%BE%8E/%E4%B9%B3%E9%85%B8%E3%81%AF%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E6%BA%9C%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%92%E6%B4%BB%E6%80%A7%E5%8C%96%E3%81%9B%E3%82%88/776761765773483?pnref=lhc

ココナッツオイルについては賛否両論があるが、自分で実験してみたらココナッツオイル付加でケトン体は700→1200に上昇
ケトン体を増やす効果は確かなのでパーキンソン病、認知症患者には推奨している

今後、ω3、B50コンプレックス、メガハイドレートも推奨する予定

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