ココナッツオイルよりバターの方が断然良い…と
3年前はバターを推奨していた。
光文社の本にも書いたけど、バターは良いエネルギー源となります。
しかし、長年のタンパク不足の人は、バターで胃がムカムカする、お腹が下り調子が悪くなる、と言います。
今は何と言ってもプロテインが一押しで、それでも足りなければバターを追加、と言うスタンス。
自分は昼はプロテイン60g(180cc)。
これで十分満腹なのだけど、その後バタースープを飲むと、ATPが急に合成されるのか体が急に熱くなり異常発汗。
自分の場合は、そこまでする必要なないと判断しています。
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2015.7.14記事
脂肪酸は炭素(C)の数により以下のように分類される
短鎖脂肪酸 <C6
中鎖脂肪酸 C6~C12
長鎖脂肪酸 C14~C24
ココナッツオイル
C8カプリル酸 6%
C10カプリン酸 10%
C12ラウリン酸 50%
C14ミリスチン酸 19%
ほとんどが飽和脂肪酸、ほとんどが中鎖脂肪酸
バター
C14ミリスチン酸 10%
C16パルミチン酸 30%
C18ステアリン酸 10%
C18:1オレイン酸 25% (ω9一価不飽和脂肪酸)
75%が飽和脂肪酸、長鎖脂肪酸が大多数、中鎖脂肪酸や短鎖脂肪酸も少量含まれる
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸より燃焼しやすいと言われている
糖質制限(断糖肉食)を3年以上継続してケトン体値は500~1000で推移していた
H26.10よりココナッツオイルを摂取してみた
一時的に体が温まる感じがしたがそれ以外の体調の変化はなし
むしろ、すぐに燃焼してしまい効果が持続しないような印象
ケトン体は700→1200に上がったので、ケトン体を増やす効果はあるようだ
回転式本部のケトプロ食を参照
http://www.kaiten.jp/
そこでは、バターを1日150~200g摂取させると書いてあった
少量から開始して徐々に増やしてゆく
摂取量の上限に達すると腸から吸収されなくなりお腹が下るそうだ
2ヶ月前からバター摂取試験を開始
朝は発酵バターをコーヒーーに入れバターコーヒー+バターで卵焼き
昼は雪印切れてるバター20~30gをスープに入れて飲む
1日40~50g摂取
すると、劇的な体調変化が現れた
日中全く空腹にならないのだ
脂肪酸エネルギーが持続的にミトコンドリアに供給されているので、あえて昼に食べる必要がない、エネルギーが充足しているような印象なのだ
「バター摂取によりミトコンドリアのクエン酸回路と電子伝達系に脂肪酸燃料が常に供給される」
時々昼食を抜くようになったが全く平気で2ヶ月で3kg体重が減った
「油を摂って油を燃やす」
糖質制限でも体重が思うように落ちない人はバターを意識的に摂る方が良いようだ
ただし、鉄タンパク不足のある女性はまずそちらの改善を優先して下さい
電子伝達系には鉄が必須なので、鉄不足があると上手く代謝できません
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/766968150086178?pnref=story
先日のケトン体は1935、ココナッツオイルの時よりさらに上昇した
中鎖脂肪酸より長鎖脂肪酸の方が持続的に燃えるので減量効果も高いようだ
ココナッツオイルは酸化されない飽和脂肪酸なので揚げ物には最適
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