うつ、パニックの患者は圧倒的に女性の方が多い=鉄タンパク不足があるため(2015.12.2)

今週月曜の予約患者数、男性:女性=16人:50人
15~50歳女性:51歳以上女性=27人:23人
月~金の平日はこのような比率
サラリーマンが多い土曜のみ男女比は1:1

疾患別では、うつ病圏+パニックを含む不安障害圏;統合失調症:認知症:その他の疾患=70%:10%:10%:10%
疾患別での男女比は、統合失調症では男女比の違いはないが、うつ病圏+パニックを含む不安障害圏は圧倒的に女性の方が多い
特にパニック障害では男女比は1:9とダントツに女性が多く、しかも若い女性が多い
このように男女比が違う疾患は他にあるのだろうか?

鉄タンパク不足のない男性のパニックの原因は機能性低血糖や睡眠不足で説明がつく
しかし、男性より圧倒的に多い15~50歳女性のうつ、パニックの原因は機能性低血糖だけでは説明がつかない
やはり鉄タンパク不足の関与が大きいはず

月経、出産→鉄タンパクの喪失→うつ、パニック
しかし、精神医学の教科書や論文にはこのような記載が全くない
だから、ほとんどの精神科医はこのことを知らない