推薦図書、坂井学:体を温めるとすべての痛みが消える(2016.5.14)

著者は整形外科医
痛みのある部分を湿布で冷やすのではなく、カイロで温めると痛みが治る
整形外科は、「かたち」により診断するが、「かたち」と症状(痛み)が一致しないことが多い
うまり、「かたち」にこだわらず、「はたらき」を良くすれば痛みが治る
つまり、温めてミトコンドリアを活性化すれば良いということになる
まさに痛み治療のパラダイムシフトですね
どうしても患者を治したいという熱い思いが伝わってきて、共感しました

西原克成先生の提唱される、ミトコンドリアを活性化させる方法を実践されている
つまり、
1)飲食物は暖かくする
2)鼻呼吸を心がける
3)骨休めの勧め(しっかり睡眠を取る)
4)あお向けに寝る
5)両側で噛む
6)日光浴をする、など

自分は、ミトコンドリアを活性化するためには、高タンパク/低糖質食+鉄が重要だと思う
坂井先生とは方法は違うが目的は同じ、どういう方法でも良いと思う

温熱療法は絶対に良いと思います
一番のお勧めは陶板浴
テラヘルツ波で体の芯までぽかぽかになります
腸蠕動も亢進させますので体の深部も温めているはずです
終了後もその効果が数時間持続します
電気ごたつの赤外線の場合は表面のみ温めますが、テラヘルツ波は全く違います

スポットに注熱するには三井式温熱器もお勧めです

これからは、湿布を希望させる患者にはカイロを貼るよう指導するつもりです

{C50D418A-5035-4429-B882-D7CE226B5487}

{00DAD516-FEDB-49E0-92E6-C1E963F8B352}