信じられない発言 | teruのオーストラリア田舎暮らし日記

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オーストラリアの超田舎町に住むteruのブログです。
日本人一人いないショッピングセンターも信号もない超田舎町に夫と息子の3人で住んでいます。
2010年12月に産まれた息子タイタイのことをメインに子育てのこと、海外生活のことを書いています。

先日のの記事の続きというか、若いスタッフ達のちょっと信じられない発言が。

 

 

お葬式とメモリアルは金曜日に行われました。直属の家族や地元フットボールクラブに所属していたメンバーや友達に囲まれて穏やかな式だったそうです。金曜日がお葬式だったので週末は皆休みを取ってると思ってたら彼の義兄弟であるショーンが制服を着てやってきました。

 

ショーンはシフト前にコーヒーを購入してベンチで一服するのが日課になっています。この日もやって来たショーン。「昨日の式はどうだった?」と聞く私の後ろからジョーシーが「ショーン!昨日は泣いたの?」とやけに明るい声で聞いてくるんです。

 

義兄弟でも身内を亡くしたショーンに泣いたか?って?! ちょっと礼儀無さすぎじゃない?と思っていたけど普通に「うん泣いたよ」と答えるショーン。

 

そしてなんとこの後ジョーシーは「泣いたの~!ショーンが泣くなんて面白いよね」との発言!

 

やっぱりショーンはカチンと来たようで「何が面白いんだ!なにも面白いことなんてないわ!」

 

さらに続けるジョーシー「えーショーンが赤ちゃんみたいに泣いたって想像するだけで可笑しいよー」

 

もうこの時点では私も黙ってられなくて何度となくジョーシーに失礼過ぎる!そんなことを身内を亡くした人に言うもんじゃない、礼儀がなってないって言ってたんだけど聞く耳もたずのジョーシー。

 

この後ジョーシーは去って行ったのでショーンに気にしないようにとは伝えて彼も平気だって言ってたけどやっぱりカチンときたようで涙目で声も震えていて可哀想でした。ジョーシー自身もほぼ両親がいずチャイルドサポートワーカーによって割り当てられたおじいさんの家に居候をしているんです。彼女自身両親無しの生活で可哀想なのですが、おじいさんも部屋は貸すけどそれ以上の関係はないようで彼女の一般常識っていうのが欠けているなって発言は多々あるんですが、それにしても今回はちょっとひどすぎるかなと思いました。

 

ただでさえ普段から気分にムラがあるショーンなのでこの後の仕事に影響が出るかもしれないと思い、帰り際にボスにこの会話の件を伝えました。するとなんともう一人のスタッフの同じように無礼な発言をしたとのこと。この子は15歳の女の子だけどTさん家族に警官から連絡が入って皆まだ信じられないというショック状態の時に

「私にはまだちゃんと弟がいるからいいわ」と言ったそう!

息子さん、お兄ちゃんを無くした人たちに向かって私の弟は生きています発言。これもえーっ!!って思いますよね。

 

最近の若い子ってこういう感じなんでしょうか?それともこの子達がやっぱりちょっと常識がない??

それにしても最近は本当に’常識’って一体なんだろう?本当に皆それぞれの常識って全然違うから驚かされます。ごく普通のカフェ店員だけど、こんな中でもまだまだ発見することが多いです。