昨日のを書いて思い出した、素晴らしき接客。
昔噺と私感です
一番初めに感じた瞬殺・接客は、おひとり様で行った帝国ホテルの本館一階 喫茶「ユリーカ」。
現在は、オールデイダイニング「パークサイドダイナー」となっている。
小さい頃、数ヶ月おきに帝国ホテルやホテルニューオータニ、ホテルオークラで、上顧客用の催しがあった。
祖母とのお出かけの日は、ヨシノヤの革靴とファミリアのワンピースが定番。
三つ折りの靴下はときどきレースの付いたものになったが、中学生になっても変わらなかった。
この型かアンクルストラップのを、交互に母が買っていた。
大叔母の君代さんや母の従姉妹と待ち合わせ、お昼を一緒したり、粗品のハンカチを引き換えて来たり。ブランド品のハンカチを頂け、中学生になってからこれが重宝したの
喫茶のチケットがある時は、地下の催し会場内でお茶だけれど、無いと喫茶に行ける
特に記憶にある「さいくる」は、壁一面に競技している?自転車数台が描かれていた。
調べたら中学生の頃。
絵と店名がリンクして、記憶に残ったのかな?
「さいくる」になる前から、1ドル銀貨パンケーキ(5センチほどの小さなパンケーキが数枚)が好きで。
ニューオータニなら、2階の渡り廊下?にあった喫茶で、クレープ・シュゼット
フランベされ、バニラアイス添えの温かいのに冷たいクレープが祖母との思い出。
社会人になって、おひとり様で伺った時… 瞬殺✨
それは、「さいくる」が「ユリーカ」に変わった頃。
なぜか忘れたけれど、本を片手にミルクティーと例のパンケーキを頂いた。
私が飲み干したカップをソーサーに置いて、ほんの少しするとボーイさんが注ぎに来てくれる。
この間が絶妙。
きっと飲む時のカップの角度を見て、
「あっ、飲みきったぞ」
と、観察していたに違いない。
これがいつ行っても、必ず同じサービスだから教育が行き届いている証拠だろう。
ある時は、背広姿のおじさまがして下さった。
会話をし、お名刺を頂戴した。
ちょっとお偉いさんが、様子見にいらしていたようで 肩書きがね…
店長さんぐらいかと思って、小さい頃からここのファンで、何よりお代わりのサーブが素晴らしいと、生意気なお話をしてしまった
おじさまは、非常に喜んで下さった。
クレームはあっても、なかなかお褒めの言葉を頂けない、と。
きっとあのサービスは、続いているはず。
ティファニーのお兄さんも、動く人の首元の、小さなモチーフを見逃さない姿勢。
いいわぁ〜
ミキモトさんも、20代だろう若いお兄さんだったけれど、心意気が素晴らしい
昨年、二連のチョーカーを持って行って、サイズを変えて欲しいと相談した。
若い頃より太くなり、歳も重ねたのでぴったりとしたチョーカーを緩くしたかった。
そして、二連の外側と内側の間をなくすようにしたい。
が!
「見させていただいた所、このままがよろしいかと思います。
二連の間も、お首に沿わせて微妙な調整ですから…。」
息子のような歳の店員さんに、ミキモトの作り手の気持ちを諭された感じよ。
そして、新作のイヤリングを試着させられ、鏡の中の調整不要のチョーカーを見た。
う、上手い 買わないけどね
ちなみに糸替えは、永年無料
時々出会える素敵な店員さんの瞬殺✨
次はいつかな?