1号
が赤ちゃんだった頃
地方都市にいた
なんでもある土地で
既にホームドアがあったし
ベビーカーのまま乗っても
誰にも嫌な事を言われなかった
ラッシュ時間を避けていたからだろうが
実家の母が訪ねて来た時
空港から電車とずっとベビーカー
東京ではあり得なくて
ホームで知らないおじさんに
「可愛いなぁ〜、幾つ?」
なんて声かけられて、
降りる駅までお話したり
お孫さんの写真見せられたり
母から誰かと問われ…
「知らない人」
だって、その土地では
通常運転、いつもの事だもん
ご近所のケーキのお店も
イートインスペースで
お店の方は小さく切ってくれたり
おばあちゃん達は
嫌味を一言も言わずにお話してくれた
2号の妊娠中に
毎日のように通ったカフェは
たまぬぎ抜きのオーダーを受けてくれ
1号には特別サービスがあったり
このお店、ベビ連れOKで人気があった
他の任地にいた時に潰れてしまった
お礼のFAXを送ったら
覚えていてくれて
皆さんから返信を頂いた
特別な事じゃなくても
子育てママには
嬉しかったり、ストレスだったりする
だから今でも些細な事を
忘れられない
こんな話を繰り返して来たからか
1号
も2号
も
赤ちゃんが好き
公共の場で見かければ
お手伝いや席を譲っていると
聞くと
どこかのママ達が
少しでも楽な気持ちになってくれたかなと
思わずにはいられない
何しても泣き止まない赤ちゃんがいたら
私はお母さんに
「泣けるって元気だからこそ。
ウチは小さく生まれたから
こんなに声が出なくて。
健康な証拠だよね。」
と、声を掛けている
本当は周りの人達に聞かせる為に…
「本当にそうだ」と同意してくれる
おばちゃんなんかもいるし
車内の雰囲気は、ふっと変わる
少しでもあの頃の
ご恩返しが出来たらなと思う
子育て中に
人に優しくされた事
あり過ぎる‼️
