はじめに
今から8年前、
現在13歳(中1)の娘ノンが
年長のときの話です。
病名:PANDAS(パンダス)
小児自己免疫性溶連菌関連性精神神経障害
↑google translate の自動翻訳が便利
なお、今から2年前(小5)に
再発したときのことは
すでに記事にしました。
同じテーマの中にあります。
前回書いたように
小児科の副山先生にPANDASと診断され、
半年間悩み続けたチックや不安の症状が、
治療を始めて、少しずつ少しずつ
緩和してきたノン(当時6歳)でした。
PANDASと分かる前
一番不安がひどかった時にかかった
児童精神科では・・・
この時は、匙を投げられましたが
(←語源は、江戸時代
医師が薬匙を投げたことらしい)
それ以降も数か月に一度、
ドクターHを受診していました。
「H先生、聞いてください。
パンダスと診断されて、薬を飲み始め
不安症状が少しずつ落ち着いてきたんです」
と、嬉々としてお伝えしたら・・・
「そうは言っても、先生!
H先生が以前お勤めの〇×病院の小児科で
今、実際に治療をしてるんです。
日本ではあまり知られていないけれど
アメリカではある程度一般的な病気なんです。
ご自分で調べもせずに全否定するのは
違うんじゃないですか!?」
なーーーんて言えたら
かっこいいんですが、
いつでも長いモノには巻かれて
生きてきた蚤の心臓の私が
言い返せるわけもなく(T_T)
閉店ガラガラ
↑私の心のシャッター音
それ以降、ドクターHの前では
パンダス・溶連菌・抗生剤などの
関連ワードは一切口にしていません。
患者が遠慮するのもおかしな話ですし、
だったら先生を代えればいいんですが
子どもの心理系はどこも大盛況で
3つ星レストランより予約が難しい
と言われるほど(個人の見解)
また、ドクターHは基本的に
患者寄り添い型ではないんですが、
時々人生の真髄のような言葉を
ポロリと発するので、それを求めて
今に至るまでずっとかかっています。
いわば、ポロリ中毒(笑)
++++++
【ある耳鼻科で】
現在服用している薬について
ドクターに質問され、
パンダスの説明をしたところ・・・
PANDASという病気はまだ一般的ではなく、
解明されていないこともあったり、
医師の中でも否定派がいたりと
意見が分かれる病気です。
「PANDASという病気が世の中に
もっと知られるようになったら、
救われる人がいるんじゃないか」
そう思うのは素人だからかもしれません。
病気というのは
そんなに単純なものではなく、
様々な要因が絡み合って
発症するのだとも思います。
それでも、
ノンと同じような症状で
困っている子どもたちに
治療の手が差し伸べられることを
祈らずにはいられません。