はじめに
今から8年前、
現在13歳(中1)の娘ノンが
5歳のときの話です。
病名:PANDAS(パンダス)
小児自己免疫性溶連菌関連性精神神経障害
↑google translate の自動翻訳が便利
なお、今から2年前(小5)に
再発したときのことは
すでに記事にしました。
同じテーマの中にあります。
2016年
4月発熱→その後チック始まる
春から夏にかけて
チックの種類が増え、事態はさらに悪化。
夏が終わる頃には、
不安におびえるようになりました。
私と一緒ならなんとか外出もできましたが
人とすれちがう度に
「あの人、悪い人じゃない?
怖い人じゃない?」
と確認してきました。
人混みに入ると怖くて
泣き出してしまうことも。
保育園も行き渋るようになって、
なんとか行けても個室トイレに
こもっている時間が多くなりました。
園生活も不安だらけだったのでしょう。
こんなに怖がっているのに無理に行かせるのも忍びなく、11月からお休みすることにしました。夫が在宅仕事なのが幸いでした。
初めは、他人だけが怖かったのですが、
だんだん怖い人の範囲が増えていき
姉の友達が家に遊びに来たら
押し入れに閉じこもってしまうほど。
やがて、周りには見えない「小人さん」や
人形と会話するようになっていました。
次から次へと沸き起こる不安、
小さい心では抱えきれない不安を
「小人さん」に聞いてもらい
なだめてもらっていたのかもしれません。
数か月前、
「チック?そんなの気にしない。
チックがあっても生きていける!」と
児童精神科のDr. Hに言われましたが、
あの時とは違うフェイズにいる
ことは明白でした。
心が不安に占領されて、
日常生活が送れなくなっている。
精神が崩壊しかかっている。
病院に電話をして状況を説明したら
すぐにDr. Hに診てもらえることになりました。
呆然と病院を後にするしかありませんでした。