盲導犬の思い出 in Canada | ノン・リン・ニョロ子の「のんほい日記」

ノン・リン・ニョロ子の「のんほい日記」

ほどほどに仲良し三姉妹と、
まずまずの仲の両親との5人で、
毎日そこそこ楽しく暮らしてます♪

パピーウォーカーになって

思い出したこと

 

10年ほど前、

出張でカナダに行きました。

 

仕事上、多くの障害者と交流があり、

ある夜、

視覚障害の女性(Mrs. Harris)に

クリスマスコンサートに

連れて行ってもらうことになりました。

 

大ホールでの本格的なコンサートではなく

チャリティコンサートのような

ものだったと記憶しています。

 

観客は100人程度だったでしょうか。

 

こじんまりとした会場に響き渡る

弦楽器のハーモニー。

 

観客が耳をそばだてて

静寂の中のピアニッシモを拾いにいくような

やさしい調べになったとき、

 

どこからか聞こえる

地響きのような音

 

ゴゴゴゴゴォォォ・・・

 

ゴゴゴゴゴォォォ・・・

 

 

 

Mrs. Harrisの足元で、

盲導犬が気持ちよさそうに眠って

低音のいびきを奏でていました(´∀`)

 

そして、

演奏会のあとは

立食パーティー☆

 

盲導犬も寝てばかりはいられません。

 

仕事モードに切り替わり、

Mrs. Harris をかっこよくリード。

 

Mrs. Harrisが知り合いと

立ち話をしていると、

退屈したのか

くんくんくん・・・

 

「おっ、クッキーのかけら見っけ」
ラッキー! パクっ
 

あれれ、私の知ってる

日本の盲導犬とちょっと違うような(´艸`)

 

 

盲導犬にも、お国柄があるのかしら

と思った出来事でした。