㋐ある状態・現象の起きたことやその存在がおのずと感じられる。

「稲光がする」「地鳴りがする」「物音がする」「においがする」「寒けがする」「動悸(どうき)がする

 

㋑ある状態になる。ある状態である。

「がっしりた骨組み」「男好きのする顔」

 

㋒(金額を表す語に付いて)それだけの価値である。

「五億円もする絵」「その洋服いくらた」

 

㋓(時を表す語に付いて)時間が経過する。

「一年もすれば忘れるだろう」

 

㋐ある事・動作・行為など行う。意図的にその物事・行為行う場合から、ある状態や結果になるような動作・行為行う場合、結果としてある事行ってしまったり望まないのにそうなったりする場合など、いろいろに用いられる。

「運転をする」「仕事をする」「いたずらをする」「道路を広くする」「負担を軽くする」「女らしくする」「大損をする」「やけどをする」「下痢をする

 

㋑ある役割努める。ある地位にあって働く。また、そのこと仕事として生活をささえる。

「司会をする」「仲人をする」「料理長をている」「商売をする

 

㋒(多く「…を…にする」「…を…とする」の形で)人や物事を今とはちがった状態のものにならせる。ある地位に就かせたり、ある用に当てたりする。

「息子を先生にする」「彼を会長にする」「肘(ひじ)を曲げて枕とする」「失敗を教訓とて生かす」

 

㋓ある状態・性質であることを示す。

「鋭い目付きをた男」「むじゃきな顔をた子供たち」

 

㋔身に付ける。

「ネクタイをする」「マスクをする

 

㋕…であると判断をくだす。みなす。また、決定する。選んでそれに決める。「まあ、これでよしとよう」「友をよき競争相手とする」「出場を取りやめにする」「私は、コーヒーにする