マンガ「こち亀」の両さんは、人生を教えてくれた。
そんな大げさなと言う人はいると思うけれど、
あらためて、「両さん」に接してみると
決して大げさじゃないと思えてくるんだよねー。
「幸せの神様は泣き虫は嫌いなんだ」
古来から日本に伝わる言葉「笑う門には福来る」。
泣いてばかりいる人は、自分が恵まれていることに
気がついていない。
恵まれていないところばかりに意識が行って
涙を繰り返す。
それは、幸せの神様が嫌いなこと。
幸せの神様は、自分が幸せだと思う人が好き。
よく、神様は、自ら助ける人を助けるというように。
「いつの世でも開拓者は異端児扱いされるものである」
新しいことを成す人は、
旧来の人達から攻撃されることが常。
有名どころとすれば、ガリレオ・ガリレイ。
異端審問にかけられ、ガリレオ・ガリレイが残した言葉。
「それでも地球はまわる」
そして何百年経った今、地球がまわることは、
人類の当たり前となった。
この「当たり前」は、自分の命をかけて世に訴えた人がいたからなんだね。
「フォーマットを変えないのが正しい消費者のためだぞ」
庶民感覚を常に忘れない両さん。
大企業は、その力で、自分の都合のいいようにルール作りをしていく。
銀行なども、潰さないことが暗黙の了解となっており、
中小企業に携わる人々からみれば、
フェアでないことが多くある。
両さんには、いつまでも庶民の味方でいてほしい。
(決して、中川圭一の批判ではないけれど)
「月は遠くで見るからきれいなんだよ。」
富士山も同じく、遠くで見るからきれいだと
長いあいだ言われてきた。
世界遺産に登録されたから、今はきれいになったのだろうね。
映画でも同じようなことが言えるかもしれない。
毛穴がくっきり見えるような撮影は、
その映画の美しさを引き立てるだろうか?
ちょっとボケた感じの方が、より美しいと感じるのは
私だけだろうか?


