1パーセントの世界と99パーセントの世界 | 奥様はサラリーマン(イクメン主夫のブログ)

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独立心だけは強い、元うつ病のダメ男と、理系エンジニアのしっかり女が結婚したら、意外とうまくいった?
妻は会社員、夫は主夫として家事・育児をこなしながら、在宅起業の道へ・・・。

こんにチラ

ぐうたらイクメン主夫、こたつかめです。

先日、2040年に生きる「ちいかめ」を想像して、常識を超えた教育をしたい、というような話を書きました。


なぜなら、

日本の人口は減っていき、高齢化し、若者の負担が増える中、

技術の進歩で雇用も減り、さらに外国から優秀な人材がどんどん入ってくる、と思われるからです。


日本人は世界的に優秀で、お金持ちだ、と思っているが多いと思いますが、
そんなことはありません。


60代以上の方は、全体的に中流以上の生活をしている人が多いですが、飛び抜けたお金持ちというのは、ほとんどいません。

実はフィリピンのお金持ちのほうが、日本人より上です。


たまたま最近読んだ苫米地英人さんの「日本人の99%が知らない戦後洗脳史によれば、

日本は敗戦と、2つの意味での財閥解体によって、圧倒的な資本力をもった個人を失い、本当のお金持ちを生み出せない仕組みになってしまったそうです。


しかも、今までは「総中流時代」と言われていましたが、今後は違います。


分かれ道

はっきりとした二極化が進み、しかも大多数は低所得者層になってしまうのです。


僕が思うに、21世紀中盤を生き抜く若者たちは、精神世界に目覚め、たとえ低所得者層であったとしても、それなりに幸せを掴むことが出来ると思います。

最近、ファーストフードで働く若い男の子が、

「気配りが出来て優しくなった」

と感じることが多いのですが、そんな未来への兆候かもしれません。



しかし、僕は長年貧乏で苦しみましたし、お金のありがたみがわかります。

お金がたくさんあると、より多くの経験を積むことができますので、豊かな人生が送れる可能性が高いでしょう。

逆に、低所得者層に入ってしまったら、抜け出すことが難しくなります。

すなわち、ある時に自分の適性に気づき、何か「夢」を持ったとしても、
叶う可能性が低いわけです。


親としては、こどもに出来る限りの自由を与えてやりたいですよね?

でも、ちょっとした自由を与えることさえ、僕たちの時代には難しいのだ、
ということを肝に銘じておく必要があります。

もはや、勉強を頑張って、いい大学に入れれば勝ち、という時代ではないのです。


30年前なら、少しの努力で得ることが出来た、職業選択の自由やステータス。

これらが、普通に教育しても手に入らない時代が来るならば、常識を超えた教育をしなければ、「上」の世界に行けないのです。