
就職活動もせず、卒業論文も書かないダメ学生だった僕は、予定通り、あこがれ?のフリーターになりました。
フリーターになって、バイトをしながら落書きでもしていれば、何か自分のやりたいことが見つかるのではないか、と思っていたのです。
今でこそ古い価値観として誰も信じていない「終身雇用」神話が人気の定番常識だった時代です。
僕は、自分の人生がひとつの方向に狭められてしまう「就職」という道が選べなかったのです。
怖くて。
今では、起業という道が実はクリエイティブな仕事であると気づいてしまったため、迷うこともありませんが、
当時はフリーターしか思いつかなかったのです。
無知でしたから。
しかし、そんな僕にも転機が訪れました。
わが家の経済的危機。
母「アンタ悪いんだけど、いつまでもフラフラしてないで、ちゃんと就職して、家にお金を入れて頂戴」
さすがに申し訳ないと思い、人生初の就職活動を始めることに。
ちなみに、資料請求した会社。
・講談社
・電通
・博報堂
・東京電力
いちおう、最後だけ理系卒を匂わせていますが、後はまったく畑違い。ワハハ
受験した会社。
・集英社
・小学館
・警視庁
・埼玉県警
この中で、唯一「警視庁」だけ2次試験に進めました。
警視庁の二次試験は、
・腕立て伏せ
・腹筋
・拳銃を撃つマネ
・面接
などがあります。
至る所で、「脅し(?)」に遭います ^^;
面接官もおっかなかった・・・。。。フゥ
ちなみに、僕が警視庁を受験した理由は、
職種が多彩
ということです。
自分がナニモノカもわかっていない、ハタチソコソコの小僧には、
・ヘリコプターのパイロット
・白バイライダー
・鑑識
・IT系
と、何でも揃っているケーサツという機関は、まるでおもちゃのカンヅメ w
しかも、大卒の場合、短期間で警部補まで上がれるらしく、給料も良いのです。
現在、「数学科」「物理学科」とか、「国文学科」「哲学科」といった、教授や学校の先生になるしか、学んだことを活かせそうにない学生は、警察への就職というのも、面白いかもしれませんよ。